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2009年11月 5日 (木)

ネギと私

小岩駅の駅ビルの中にあるうどん屋「丸亀製麺」は、私のお気に入りのうどん屋だ。チェーン店なので、比較的色々な街で見かける事も出来る。

格別に美味い、という訳では無いのだが、味はしっかりしている。腰の強い麺は、非常に喉越しが良い。

「丸亀製麺」の魅力の一つは、大変に安いその価格設定だ。

私のお気に入りは、冷たいぶっかけうどんに大根おろしと酢橘がトッピングされた「おろし醤油うどん」だが、このうどん、何と大盛にして430円。ワンコイン以下の料金なのである。

恐らくどのメニューにも500円を超えるものは無い。

昨今のラーメン屋などが、何を勘違いしたのか、一杯900円や1000円もするようなラーメンを平気で出すようなこの時世にあって、「所詮は庶民の食べ物、安くてナンボ」という精神は大いに評価出来る。

また、その安価にも関わらず、あまりジャンクフード然としていないのも「丸亀製麺」の良いポイントだ。

「美味いものを、なるべく安く」

食い物屋の一番大事な基本姿勢だ。と私は思う。

更に私が丸亀製麺に強く惹かれてしまう一番の理由は、これだ。

「トッピング無料、入れ放題」

ああ、何と甘美な響きだろう。

もう一度言ってみよう。

「トッピング無料、入れ放題」

うっとりとしてしまう。

ここで言うトッピングは、ネギ、おろし生姜、揚げ玉、胡麻の四種類である。

欲張りたい気持ちは十全に理解出来るが、揚げ玉とおろし生姜に関してはあまり欲張り過ぎてはいけない。

揚げ玉を入れ過ぎると大変に油っこくギトギトになってしまうし、おろし生姜を欲張ると、生姜の味しかしなくなってしまう。

胡麻も入れ過ぎには注意だ。食感がパサつき、瑞々しさが損なわれる。

だが、ネギ。

ネギだけは違う。

ネギだけは、親の敵のように入れまくる。入れまくって良いのだ。否、入れまくらねばならないのだ。

最早うどんを食べているのやらネギを食べているのやらわからなくなるほどの勢いで入れ倒す。

「ちょっと入れ過ぎちゃったかな」と思うような状態から、更にトングで二掴みほど入れるのが適量だ。

これにより訪れるのは、私とネギとの蜜月の時間。至福にして愉悦、まさに「ネギの宝箱やー(彦麿呂)」という状態を楽しむ事が出来る訳だ。

ネギは、最高の野菜だ。私は、人類史上初めてネギを植えた人間に、「ノーベルウマい賞」をやりたい。心から謝意を表したい。

さて、こんな事を深夜に書いている私は、只今うどんとネギが食いたくて仕方がない。

明日の昼飯で丸亀製麺に行こう。

きっと風邪もネギパワーにより一瞬で治る筈だ。

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