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2009年9月24日 (木)

ハチミツとクローバー

漫画と言えば水島新治とさいとうたかをしか認めてこなかったこの私が、ここ数日、少女マンガなぞを読み耽っている。

「ハチミツとクローバー」、「ハチクロ」の通称で呼ばれる、ドラマ化までされたヒット作品である。

これが、何かは知らんが面白い。面白い事を認めるのも大変シャクなのだが、面白い。

美大生の青春模様を描いたマンガだ。私も大学生を九年もやったほどなので、学生生活にはうるさいほうだが、「ハチクロ」に出てくる学生生活は基本的にはウソだ。

甘酸っぱい恋愛とか爽やかな友情とか、そういうものは私は実際の学生生活の中では目にしなかった。

なので「ハチクロ」は完全にウソだ。

「ズラ」という語尾を付けて喋るキャラクターが出て来ないのもおかしい。(使用例:岩鬼のバカにはほとほとあきれるズラ)

戦の相手になるやつがおらんで、不便で不便で仕方ないような「大ふへん者」が出て来ないのもおかしい。(具体例:前田慶次)

登場人物は皆ハンサムで美人で爽やかで、感情移入などこれっぽっちも出来やしない。大学生時代の私と彼らで、「貧乏」以外のキーワードで共通項が無い。

「ハチクロ」はウソだ。

なのに、超面白い。

どうしよう、続きが気になって仕方が無い。

電車の中で貪るように少女マンガに読み耽る私。あまつさえ、軽く涙したりする私。29歳、小太り、長髪、ヒゲ。どこからどうみても通報の対象である。

最初は無理やり彼女に「読んでみ」と貸された。「こんなの読まないよ」などと言っていた私は、今では「ねー、4巻貸してよー」などと自分から言い出す始末。

最近、登場人物の「はぐ」が淡い恋心に苦しんでいるようで、目が離せません。

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