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2009年5月25日 (月)

船旅

スーパーセレブな私は、今回の京都からの帰り、新幹線を使う。只今新幹線の中からの更新だ。私ぐらいのセレブになると、こうしてたまに新幹線を使う事が出来る訳だ。

しかしまあ新幹線に乗っている時のこの「勝った感」は筆舌に尽くしがたいものがあるな。最早世界は意のままよ!というような躁状態のようになるな。これを超える乗り物というと飛行機くらいしか思い浮かばない。新幹線は凄いな、しかし。

そんな気持ちになったので、乗り物についての思い出話を少し。

あ、もう名古屋着いた、早いなあ。

さて、どこかに出かける際には、我々は徒歩で行くのでない限りは何がしかの乗り物を利用する。乗り物によって速度は様々だし、値段も色々だ。懐具合や持ち時間、そういった諸条件を勘案しながら移動手段を決定する。私は昔から比較的「金はないが時間はある」タイプの人間なので、バスでの移動が多い。

あまり多くの回数を利用した事はないが、私が好きな乗り物の一つに、船がある。船旅、それはとても旅情に満ちていると私は思う。

昨年のまだ冬も明けきらぬ頃、私は旅行で伊豆の大島を尋ねた。その時に、船を利用した。

夜間、東京の竹芝桟橋から船は出た。ライトアップされたレインボーブリッジを脇目に見ながら、船はのんびりと南へ向かい出した。次第に遠くなっていく橋の灯りがとても儚げで美しかった事を、よく覚えている。

船中での居場所は、最下層であった。料金によって船中での居場所が分けられているのだが、私は最も安い二等船室を選んでいた為、薄く安っぽい絨毯の上に雑魚寝状態というような場所をあてがわれた。それもそんなに悪くはなかった。

床に耳をつけると、エンジンの音が振動と共に伝わってきた。横で、団体客が酒盛りを始める。少しの喧騒に包まれるが、あまり気にはならない。眠りにはつけなかったが、その喧騒の中で、軽く微睡んだ。

早朝に、船は大島の港に着いた。季節外れの雪が降っていた。まるで私を歓迎しているようだ、と思った。

船から降りると、身体に違和感があった。波に揺られていたのが、揺られない地上に降り立ったからだ。普段踏みしめている地面に新鮮な違和感を覚えられるというのも、船旅ならではだ。

かように、船旅にはある種の独特な趣がある。少しは伝わっただろうか。

尋ねた大島であるが、夜間の星空の見事さには舌を巻いた。寒空の中、漆黒の空から落ちて来そうな程の無数の星が煌めく様はまさに圧巻であった。

あの空を、もう一度、見たい。

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