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2009年5月11日 (月)

Day Dream Believer

忌野清志郎という人の事を、私はあまり知らない。

だから、亡くなったという話を聞いてみても、実はさほどのショックなどはない。

勿論、彼が偉大なアーティストであった事は何となくだが知っている。私の周りにも、彼に多大なる影響を受けたと言う人は数多いるし、そのように誰かに素晴らしい影響を与える事の出来る人は、やはり尊敬に値する。

知人のブログなどでも、彼の死に対する悲しみを綴ったものを見る。彼ら一人一人の悲しみを、私が「わかる」などと言ってしまうのは大変お門違いな気もするが、例えば私にとって大事な人が亡くなった時の悲しみをそこに照らし合わせてみれば、少しくらいは想像出来る。

私は、そういう風に、忌野清志郎に縁もゆかりも薄い。

なのに何故だろう。「デイドリームビリーバー」という歌を聴いていて、これを歌っているオッチャンがもうこの世にいないのだな、と思うと、とても切なくなる。

亡き母親に捧げたと言うこの歌は、大変素朴な歌詞とメロディなのだが、不思議と私の心を打つ。

そして、少しだけ、涙のようなものが込み上げてくる。

『Day Dream Believer』

もう今は彼女はどこにもいない
朝早く目覚ましが鳴っても
そういつも彼女と暮らしてきたよ
喧嘩したり仲直りしたり

ずっと夢を見て安心してた
ぼくはDay Dream Beliaver
そんで彼女はQueen

でもそれは遠い遠い思い出
日が暮れてテーブルに座っても
ああ今は彼女、写真の中で
優しい目でぼくに微笑む

ずっと夢を見て幸せだったな
ぼくは
Day Dream Beliaver
そんで彼女はQueen

(中略)

ずっと夢を見させてくれてありがとう
ぼくはDay Dream Beliaver

そんで彼女はQueen

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