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2008年10月29日 (水)

珍しく自分のライブを振り返る

過日、アーリーバード亀沢にてのラストパフォーマンス、お陰様で盛況でした。

珍しく随分と緊張していて、硬かった部分もあったのですが、そういった緊張感の中で演奏させていただく喜びを噛み締めながら演奏が出来ました。すごく自分勝手な事を言ってしまえば、「やっていて愉しかった」です。

こうして過ぎた自分のライブの事を文章にして振り返るという事はこれまで皆無だったのですが、今回は振り返ってみます。

普段、ソロの時は、「その日の気分」みたいなものを大事にしたいので、曲目は本番直前まで殆ど決めません。本番10分前に、譜面をざっと出して、「この辺かな」というアバウトな感じです。やりながら修正もします。「この曲はやっぱりやめとこう」とか、「あ、今思い出したあの曲をやろう」みたいに、かなり大雑把な枠組みの中でやっています。それに対応する為には、普段から色んな曲を練習しておかなければならない訳ですし、譜面も大量に持ち歩いていないといけません。なので知っている方は知っているのですが、ぼくはライブにはかなりの量の譜面を持参します。自分が急にやりたくなった時の為と、リクエストを受けた時の為、なんですけど。

今回も、大量の譜面は取り敢えず持参していたのですけれど、曲目に関してはほぼ9割方、予め決めていました。そのライブに向けての練習、という事もしたかったので。

それで、珍しくセットリストのメモが残っていましたので、初めての試みですが、ライブの時に何の曲をやったのかという事を記していってみます。

以下。

1st Set
1.Blue Bolero (Abdullah Ibrahim)
2.The Jitterbug Waltz (Thomas ‘Fats’ Waller)
3.A Night in Tunisia (Dizzy Gillespie)
4.Caravan (Duke Ellington)
5.荒城の月(滝廉太郎)
6.What a Wonderful World (George Weiss / Bob Thiele)
7.John Brown's Body (Tradditional)

2nd Set
1.It's a Sin to Tell a Lie (Billy Mayhew)
2.Everything Happens to Me (Matt Dennis)
3.Little Niles (Randy Weston)
4.草原の風(福島剛)
5.ふるさと(岡野貞一)
~Georgia on My Mind (Hoagy Carmichael)
6.Ganawa ‘Blue Moses’ (Randy Weston)
7.Kite Flying (福島剛)

てな感じです。ぼくの中では「かなりコテコテの選曲」のつもりです。

自分のための記念として録音もしておいたのですが、小ッ恥ずかしくてまだ聞いていません。ミストーンもいっぱい出したしなあ。今度お酒を呑んだ時にでも聞いてみよう。酒が不味くなるかな。

その録音を聞いてみたい、という奇特な方がいらっしゃれば、連絡を下されば、パキスタン人の絨毯売りもビックリのぼったくりプライスで売りつけてあげます。

や、それは冗談ですけれど。

来ていただいた方、励ましのお言葉を頂いた方、本当にありがとうございました。

それから、マスターの池田さん、取り敢えずはお疲れ様でした。お世話になりました。また、お世話になると思います。

さて、11月と12月は殆どライブはやりません。ひたすらに練習しようと思います。いっぱいやりたい練習があって、その為にライブを2ヶ月間、極端に減らしてみました。収入源がレッスンのみになってしまうので、年内は貧乏確定です。構いません。

年が明けた時には、今とは少し違う演奏がお聞かせ出来れば、と思います。

さあ、練習練習。

じゃあの。

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