本田竹広氏のピアノ
珍しくipodなどを持ち歩いて外で音楽を聴いてしまった。
先日友人にダビングしてもらった本田竹広氏のアルバム。
私の師匠とほぼ同時期に逝去した、日本人ジャズピアニストである。
とても恥ずかしい話なのだが、聴きながら私の眼から涙が溢れ出した。
複雑な事は何もなくて、そこにはただ純然たる「音」があった。
こんなにもピアノという楽器によって魂を揺さぶられたのは、とても久しぶりの事だった。
すごく恥ずかしかった。けれど、すごく嬉しかった。
とても簡単になのだが、感想である。
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コメント
ありますよね…そういう事。ジャズでもクラシックでもピアノじゃなくても。映画などの映像を見て泣くのとは違う涙腺?なのかな…音…
人間って不思議な生き物ですね☆でも泣けるのって良い事だと思います。去年Takaさんのタップで泣きました。足元がよく見えなかったので音を聴いてたのですが…。男の人が泣くのも恥ずかしくないと思うのだけど。
投稿: りこ | 2008年6月 8日 (日) 23時43分
りこさんへ
いや、恥ずかしかったですね、聴いていたら、ぞわぞわぞわと鳥肌が立ってきて、気付けば涙がこぼれていました。おっといけねえいけねえ、と錦糸町で途中下車しましたけど。
Takaさんのタップ見たんですか。どこで見たんだろう。今年も行きますよ。ぼくも一緒に行きますので、是非見に来てくださいね。
投稿: ふくしまたけし | 2008年6月11日 (水) 11時56分