追憶と忘却
浅草に「神谷バー」という有名な飲み屋がある。行った事はないのだけれど。
地下鉄の電車内で時折神谷バーの広告を見掛ける。そこにはシンプルにこう書いてある。
「忘れるために飲むのか、思い出すために飲むのか。ま、どっちでもいいのだけれど。」
この広告がとても好きだ。ちょっと感傷的で、結局いい加減で、というバランスが私のツボにぐっと来る。そうなんだよ、感傷的なだけでは嫌だし、いい加減なだけでも嫌なんだ。
梅雨入りしましたね。雨は降るしジメジメするしで嫌われがちなこの季節ですが、私は結構好きなんです。
あ、そうだ、明日は高円寺でライブです。実は明日のライブに向けては、むちゃくちゃ練習しました。一つのライブに向けてこんなに練習したのは久しぶりだ、というぐらいに。
是非お越し下さい。
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コメント
色恋悩み恨み辛み、思い出憧憬憧れ情念、
云々含めて結局酒ってのは、酒飲みってのは
『自分への優しい言い訳』
を求めてるんじゃないかと思うんだ。
と、こんな時間に麦焼酎お湯割り飲んでるあほうが言ってみる。
投稿: 和香 | 2008年6月 6日 (金) 09時47分
素晴らしい!
ブログの背景変えたのですね。
場所を間違えたのかと思いました。
やはりセンスいいですネ。
なんだかとても楽しい気分です(^^♪
投稿: 桜 | 2008年6月 6日 (金) 13時10分
和香さんへ
自分への優しい言い訳、か。なるほどね、すごく納得させられます。そういう視点っていうのは優しくてすごく良いですね。業の肯定だ、ある種の。
そんで、朝9時から焼酎って、あなた…
投稿: ふくしまたけし | 2008年6月11日 (水) 11時22分
桜さんへ
梅雨なのでね、変えてみました。いつも同じ背景だと飽きてしまうので、背景は結構ちょこまかと変えます。次は夏になったら変えます。ま、人が作った既成のものなんですけどね。
投稿: ふくしまたけし | 2008年6月11日 (水) 11時24分