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2008年5月

2008年5月27日 (火)

東京を自転車で走る

東京というのは、つくづく奇妙な街だと改めて思う。

「生まれは何処だ?」と問われれば、私は「東京だ」と答える。しかしそこには何か奇妙な違和感が付き纏う事も確かだ。

それは、東京という街の持つ「実体のなさ」が原因ではないだろうか、と私は思うのだ。東京には、「東京らしさ」がない。その街の実体が、いつまで経っても見えてこない。恰もカメレオンの如く様態は様々だ。東京の東の端、小岩という街が故郷だ、と考えれば、さほどの違和感はない。それは、小岩には小岩のイメージというものがあるからだ。東京には、東京のイメージがない。

本日、小岩の家から、私が勤める千駄ヶ谷の音楽教室まで、自転車で行ってみた。私の住む小岩は東京の東の端、そして千駄ヶ谷という街は東京23区の中でも西よりの場所にある。つまり東京23区の約3分の2ほどを横断した格好だ。小岩から千駄ヶ谷まで自転車で行ってみた事は初めてだった。のんびりと進んで、片道2時間程度である。私はその2時間の間に、実に様々な風景を見た。どれが東京なのだろう。どれもが東京なのだ。本当に、奇妙な街だ。

小岩から出発して、隅田川を越えるまでは、下町の風景が続く。私にとって馴染みの深い風景だ。私の通った高校のある錦糸町までは、度々自転車で通った為、その風景は懐かしいものでもあった。最早高校を卒業してからは10年以上が経っているが、意外なほど風景は変わっていなかった。亀戸の公園や、錦糸町の横十間川。それらはまるで私が高校生であった頃から一分の変化もないかのように感じられた。勿論、実際にはそんな事はないのだが。

万物は流転する。ゆく川の流れは絶えずしてしかも元の水にあらず、でも良いだろう。何もかもが遍く変化していくのはわかっているが、勘違いしてしまうほどの懐かしさを感じた。車で通り過ぎた時には、そんな事を考えなかったのだが。自転車で移動すると、こういう特典が付いてくるわけか、と独りごちをぶった。

隅田川を渡ると、街は俄かに都会の様相を呈する。浅草、秋葉原、お茶の水。特にお茶の水に近づくに従って、私の心は躍り始める。古本屋、楽器屋、レコード屋、、雀荘、カレー屋。お茶の水は、ほぼ「私の好きなジャンルの店しかない」と言っても過言ではない。あ、いや、スポーツ用品店はあんまり興味ないか、訂正する。本日も、少し時間に余裕があったので、古本屋に少し立ち寄ってしまう。音楽関係の書籍や譜面のみを扱う古本屋。店名は失念した。20分少々を立ち読みして過ごす。

道すがらに小宮山書店なる古本屋を横目に見る。ほのかな淡い思い出が脳裏をよぎる。高校一年生の頃(童貞で童貞を煮染めたような頃)、同級生に小宮山さんという女の子がいた。背の高い可愛らしい女の子で、私は心密かに「良いな」と思っていた。そして高校生の頃(しつこいようだが童貞で童貞を煮染めたような頃)、私は小宮山書店で何かは忘れたが本を購入した事がある。無論、理由はその書店が店名に小宮山の名を冠していたからという理由のみである。高校生男子(童貞)としては360°どこからどう見ても正しい行動である。ちなみにその後小宮山さんとは殆ど喋る事もなければ仲良くなったような経緯もない。これもまた高校生男子(童貞)としては正しすぎる過去である。ちなみにこの衝撃告白、私の高校の同級生が読んでいたら死ぬほど恥ずかしいが、幸いにして私は高校の頃は殆ど友達がいなかったので、それは恐らく大丈夫であろう。

あ、それともう一つ。私が童貞を失ったのは確か去年だったと思う。勿論、未だに童貞魂(DTスピリッツ)は失ってはいない。

さて、神保町を抜けると、靖国神社が見えてくる。「天皇陛下万歳」を日に三十二度は叫ぶような極右の私からすれば、聖地である。深々と頭を下げながら通り過ぎる。ちなみに私は選挙では常に共産党に貴重な一票を投じている。

傍らには千鳥ヶ淵。さだまさしの『風に立つライオン』という歌の一節が頭をよぎる。

ナイロビで迎える三度目の四月がきて今更
千鳥ヶ淵で昔君とみた夜桜が恋しくて
故郷ではなく東京の桜が恋しいという事が
自分でも可笑しいぐらいです可笑しいぐらいです

切ないなあ。そうだ、私も千鳥ヶ淵の夜桜を思い出した。もう一度、見たいものだ。

そこからはまるで別世界だ。四ツ谷を抜けて、信濃町、外苑周りの緑豊かな風景は、まるで東京ではないかのようだ。

いくつかの小学校、中学校、高校が目につく。私でも知っているような有名かつ由緒正しい学校だ。小さい頃からこうした緑豊かな風景を見ながら育ったら、どう育つのだろうか、とふと考えた。ひょっとしたら、同じ人間でも、小岩で育つのと外苑周りで育つのでは違う人間が出来上がるのかもしれない。

そういったいささか非現実的な風景を抜けると、私の勤める音楽学校が見えてくる。私は東京を東から西へとまたぎながら、東京の実体の無さを実感する。それは決して不愉快な事ではない。しかし、何か奇妙だ。

帰り道、私は再びお茶の水に寄る。大手の本屋を物色してからレコード屋に寄る。私が持っていないRandy WestonのCDが1000円で売っていたので購入する。そしてその後は大好きなカレー屋「エチオピア」に向かう。私はインドで生まれ育っているので、カレーが大好きなのだ。少し中国にいた時期もあるので、ラーメンも大好きなのだが。少なくとも、人から「好きな食べ物は何ですか?」と聞かれたら即答で「カレーとラーメン」である。「エチオピア」のカレー、5倍の辛さはまだまだ辛さが足りなかった。次回は10倍にしよう、と心に誓う。とても美味かったのだが。

ボンディにも行きたいな。

私の友人で、「記憶力は悪いのだがカレーに関する記憶だけは異常に良い」という人がいる。カレーを食べている時の会話や人の表情などは、例外的に鮮明に覚えられるというのだ。わからなくもない。

そんな一日。

自転車は、良いね。

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2008年5月25日 (日)

たまには徹底的に手を抜いてみる

さあさあ、25日、日曜日、本日金町でピアノトリオのライブですからね。老若男女、善人悪人、犯罪者から自殺志願者まで、どなたでも観に来て下さいよ。きっと良いことがあるハズ。絶対、は無いから絶対にとは言いませんが、結構保証しますよ。

という事で以上宣伝でした。

ここからは阿鼻叫喚・爆笑必死の超オモシロ文章を、と思っていたのですが、何一つ思い付かない上に、思い付いたネタはこんな所にはとてもじゃないけれど書けないようなネタだったので、書きません。

宣伝オンリーです。

いや、せっかくなので明日使える豆知識を書いておこうかな。

吉野家で、目の前の冷蔵庫の中に入っているサラダや漬け物は、無料だから好きに食べて良いらしいよ!

勿論発言に責任は持ちません。万が一トラブル等に発展した場合は、各自で解決して下さい。

あー、カレー食いてえなあ。めちゃんこ辛いやつ。どっか美味いとこないかなあ。

あ、そして本日のタイトルは「手を抜いてみる」であって、「手でヌいてみる」ではないですからね。読み間違えた方はきちんと自己批判する事!

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2008年5月23日 (金)

凡百の狂気

本日、「面白くない宣言」、します。

藪からスティックにアレだが、正義、という言葉を信用していない。ソフトバンクの社長の話、ではない。大義名分などに使われる正義(せいぎ)の話だ。ベッドの上でのテクニックの話(性技)、でもない。

甘美な響きがする言葉だというのも、何となくわかる。アメリカがイラクやアフガンを侵攻する際にはくどいほどに正義の言葉が使われ、一部の国民はその言葉に酔い、熱狂し、一部の兵士は命を賭した。そうやって人々を駆り立てるほどの力を持つ言葉であるのだ。

正義の為に我が身を犠牲にする人間。そういった人々には、私はあまり反感を抱かない。それは当たり前な人間の姿であるように思えるからだ。

例えば第二次世界大戦中に日本国の為に狂信的に我が身を賭した人々を、現代を生きる我々の価値観で非難してはならない。或いはもう暫くして、現代史が「歴史」になっていった時には、「それはそれ」として切り離して考える事が可能になるのだろうか。私の印象では、第二次世界大戦は未だ現代の延長線上にある。既に、西暦1600年前後の戦国時代が「歴史」になってしまっているのに比して。

私を含めた凡百の人間達は、正義を欲する。逆説的に偽悪的(或いは自己憐憫的)になるケースもあるが、それは欲した正義が手に入らなかった反作用だ。同じ事なのだ。正義を欲する心は、根源的な「認められたい」という欲求と置き換える事も可能なのではないだろうか。

だから、仮初めとわかっていながらも「正義」を手に入れた時、我々は、熱狂する。身をすら、賭す。

正義とは、都合の事なのではないだろうか。

最近、映画(『実録・連合赤軍』)を観た事もあって、連合赤軍の事をよく調べる。映画を観て、そして彼らの事を色々と知るにつけ感じたのは、リンチによる仲間殺しからあさま山荘事件まで、彼らは一貫して正義を自覚していたのではないだろうか、という事だ。私から見れば、それは随分と見当違いな正義だ。しかし、当時の彼らからすれば、それは真摯な正義だ。どちらが正しいという事ではなく、私と彼らとでは都合が違うのだ。

もう一点注目したいのは、閉鎖された空間の中で正義がエスカレートしていく、という点である。連合赤軍のみならず、十数年前のオウム真理教の事件にも同じ事が言えるのではないだろうか。そして第二次世界大戦中の日本にも。

他者を排除していく事によって正義は狂気へのベクトルを向く。それは何か特別な事ではなく、化学反応みたいなものに思えて仕方がない。Aという薬品とBという薬品とを混ぜ合わせて密閉して暫く置けばCという毒物が出来上がる、という化学式のように、正義を閉鎖された空間に閉じ込めて置いておけば狂気が出来上がる、といった具合に。つまり、それは彼らが特殊な人間達であったが為に犯罪に及んだのではなく、彼らが「特殊な環境(状況)」に置かれたが為に起きた、ある意味では自然な流れだったのかも知れない、と。

ある戦慄を感じるのだ。

私も、然るべき環境・状況に置かれた場合、狂気へと傾く可能性は大いにある、と。

それは私が潜在的な狂気を飼っているからというよりはむしろ、私が凡百の人間であるからだ、と言って良い。

凶行とは、対岸の火事ではない。

すぐそこにある、休火山みたいなものなのだ。

何が書きたいのかさっぱりわからない。

そうか、死ねば良いのか。

いや、生きる!!

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2008年5月19日 (月)

錦糸町ソロピアノ

携帯からです。簡単ですみません。

明日、錦糸町アーリーバード本店でソロピアノのライブです。やってやるって!

詳細はプロフィール欄、もしくは「スケジュール」のカテゴリーから。20時スタートです。ヨロシク!

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2008年5月17日 (土)

Dr.Jimmy Slyde

一週間ほど前、夜中、0時ぐらいだったと思う。タップダンサーのTAKAこと川村隆英氏から電話があった。

「9月、ツアー行くよ!」彼はハイテンションで私にそう告げた。「了解です!がんばりましょう!」私もハイテンションで答えた。

TAKAさんは言っていた。彼の師匠のDr.Jimmy Slydeの事を考えて、彼の事を想いながら今回のツアーをしたい、もう彼は長くないから、と。

身が引き締まる思いだった。中途半端な事は何一つ許されない、必死になってやらないと。私はそう思った。

そのDr.Jimmy Slydeが亡くなった、との事だ。ネットで見た。何と言っていいのかわからない。

ご冥福をお祈りいたします。

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2008年5月16日 (金)

記憶はないが

昨夜のカープに関する日記を書いた記憶は、全く、無い。家で一人で呑んでいて、随分と酔ってしまったらしい。

酔うと危ない。

酒乱の気が出るピエロ。

言ってはいけないような事を多数言ってしまいがちな所にあって、広島カープの不甲斐なさを嘆く程度の文章に終わっていた事は、奇跡に価する。

ちなみに本日の巨人戦は、先発は高橋建。目下絶好調のベテラン投手だ。流石に今日は勝ってくれるだろうが。

ま、良いや。

お酒は、怖い。

怖いねえ。

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鯉のぼりが降りても

ホントね…阪神ファンに言いたい…

新井はいいよ、アイツはもう、さ…。

頼む、金本を返してくれ…!

仮に金本みたいな選手がまだウチにいたら、栗原みたいなへなちょこ4番はありえないと思うんだよ。

つーかよお!阪神戦で新井に打たれまくってんじゃねえよ!このクソ球団!

嘘です。

ちゃんと応援しますね。

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2008年5月15日 (木)

匿名への嫌悪感

さっきブログを久しぶりに見たら、コメントをいくつか頂いていました。後日返します、すみません。

さて。

この三日間、売れていない音楽家である私は連休であった。休みが取れない、忙しい、と嘆く人がいる一方で、こうして真逆の苦しみを抱える人間が存在するのもまた事実。休みなど要らない、仕事がほしい。

この三連休、私が何をして過ごしていたかと言えば、実は、ひたすらに引きこもっていた。H・I・K・K・E・Y。そう、藤圭子の娘ではない方のヒッキーである。

微かに外へ出た記憶と言えば、一昨日、近所の100均ショップにカップラーメンと2リットルの烏龍茶を買いに出たくらいのものである。それ以外はずっと家にいた。ずっと。

寝て、起きて、ピアノの練習をして、譜面起こし(レコードなどの音源を採譜する作業)をして、既存の曲のアレンジを作り直して、作曲をして、夜になったら再び寝る。つまり、一人で自宅にて「プチ音楽合宿」に近いことをしていた訳だ。なかなかにはかどった。成果は来週のライブでお見せしたい。

さて、こうした極めて「閉鎖的な時間」を長時間続けていると、何だか息苦しくなる時がやって来る。そういう時には、パソコンを開いた。そこで世間のニュースやら他人の日常やらスポーツの結果やら女性の首と腹の間らへんにある部位(通称おぱい)を眺めたりしていると、少しは気が紛れて、文字通り気分は転換され、再びプチ合宿に戻る気概がチャージされた。

だが、その中で一つ、どうにも解せない事が一つだけあった。今年のS1(エスワン)グランプリの結果、ではない。中国の地震の事である。ちなみにS1グランプリとは、AVの優秀作品を決定する催事である。確か、今回のグランプリは、初音みのりと何某とかいう女優とが競演したレズ物だったような気がするが、どうだったであろうか。正確な情報をお持ちの方は是非私にご教授頂きたい。

さて、中国の地震であるが、かの阪神大震災を超える規模の大地震が中国の四川省で起きた、というニュースは勿論聞いていた。日に日に増える犠牲者の数を聞くにつけ、一体どれほどの規模の災害かと私も疑問を抱き、インターネットに情報を求めた。

私は辟易した。

そこかしこに散らばる、中国人への罵詈雑言。人口増加も甚だしいのだから今回の震災で中国人が多数死ぬ事は我々の未来にとって歓迎すべき事だという論旨の文言、支那人よ天罰だ、という品性の欠片も感じられない発言。挙句の果てには、先のチベット問題と今回の地震に関連性を持たせる輩までいた。

また、私にとってこれら一連の発言が気持ち悪く感じられた大きな理由には、「これらの発言の九割九分が、匿名によるものだった」という点である。

表現として、過激な性描写に眉をひそめる人もいるだろう。暴力描写を生理的に受け付けない人もいるだろう。しかし、私の場合はこれだ。「匿名で他人の死を嘲笑う行為」、これである。吐き気すら催した。暴論を承知で言えば、民族、というレベルで、そのような人間が同じ「日本人」の中に存在する事もまた、私には許し難かった。

私は今回の震災に関して、現地に赴きボランティア活動に参加しようなどと、積極的に関わっていくつもりは今のところ、無い。コンビニで少額の募金をする程度が関の山だ。故に、何かを諭すような視線で彼らにものを言える立場でない事もわかっている。ただ、彼らの匿名で人の死を蔑む行為は、私にとっては許し難い。はっきりとした嫌悪感を覚える。

それは様々なものに対する冒涜である、と私の見解を一言だけ添えて本日の文章を終わりにしたい。

そして、もう一つ。

こんな時こそ自衛隊を派遣するべきではないのか?出来る限り速やかに。

そう、イラクよりも優先的に。

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2008年5月10日 (土)

3分間の幸運

すわ、何事か!?と驚愕するほど、信じられないぐらいに綺麗な女性を見かけた。電車の中で。化粧っ気も殆んどなかったし、服装は地味だった。けれど、信じられないぐらいに綺麗だった。秋葉原で乗り込んで来て、御茶ノ水で降りて行った。たった一駅だけだが、良いモノを見せて頂いた。

勿論、その美しかった顔はすぐに私の記憶から消えた。

私は人の顔を覚えるのが致命的に苦手なのだ。

まだ昨夜の酒が抜けきらない。

けれど、今日は良い日になりそうだ。

釣りに行きたいな。

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2008年5月 8日 (木)

深夜にレコードを聴くのは近所迷惑だと思う

最近夜更かしだ。寝付きが悪い。また睡眠薬をもらいに行くべきなんだろうか。

今日は紫蘇焼酎の「鍛高譚」を一人で一本呑み干したが、一向に酔わない。普段ならば千鳥足への致死量なのだが、酔わない。うむ、お陰でこうして冷静に文章も打っている。携帯からだが。

現在は午前4時30分であるが、つい先程よりそれなりに大きな音でレコードを鳴らし始めている。今日はAbdullah Ibrahim(Dollar Brand)がとにかく聞きたかったので、彼のレコードばかり。「African Sketchbook」と「this is Dollar Brand」と、勿論「African Piano」。

当たり前の再確認をもう一度しておくが、Abdullah Ibrahimは、凄い。私はピアニストの端くれであるから、余計にわかりやすいのかも知れない。

彼は、すごい。

ああ、もう一度生で観たいなあ。

ラッシュライフが呼べば良いのだと、私は思う。

今年はRandy Westonのトリオを呼ぶみたいだから、無理だけど。また来年でも。再来年でも。その次でも。

あ、そうだ、早くランディ観てえ!!10月の4日と5日の二日間、京都の上賀茂神社に来るぜ。観ておかかない手はないと思う。私は東京からわざわざそれだけの為に京都に行く予定だ。

ああ、早く観たいなあ。

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2008年5月 7日 (水)

眠れない夜にはライブの追加の報告を

只今午前2時40分。

眠くない。

困った。

何かする事はないか、と思うが、ない。

パソコンに向かう。

恒例のスパイダソリティア→マインスイーパのコンボに興じるが、これも今一つ面白くない。この二つのゲームを日々やり続けてはや5年近く。ようやく飽きてきたのだろうか。それならば良い兆しであるのだが。

ブログを更新しようかと思うが、何か日々の事を綴ろうとすれば、愚痴っぽい言葉が出て来そうになる。それはいけない。総括すれば(←この言葉、しばらく頻繁に出て来ますが、気にしないで下さい)、今、私は鬱屈としている。これぐらいで愚痴はやめにしておこう。

そうだ。ライブがいくつか追加になったのだった。それを報告。本日、5月7日以降のライブは以下の通り。追加されたものは、5月20日の錦糸町と、6月6日の高円寺である。

2008年5月

5月20日(火)東京錦糸町 Early Bird
tel 03-3829-4770
http://www.geocities.jp/earlybird_mmp/05.htm
pf:福島剛
ピアノソロです。駅からちょっと遠い本店の方です。好き勝手にやらせていただけるのをいい事に、本当にやりたい放題です。最近は、日本の童謡をよくやります。
20:00~start music charge:2500円(1ドリンク・おつまみ付)

5月25日(日)東京金町 Jazz inn blue
tel 080-1263-0955
http://www.jazz-inn-blue.net/component/option,com_frontpage/Itemid,1/
pf:福島剛 b:長谷川明弘 ds:松永博行
4回目の金町でのピアノトリオです。回を重ねるごとに、リラックスしつつも激しさを増してきました。呼吸が合ってきたのでしょうか。おススメです、是非おいで下さい。
20:00~start music charge:1500円

2008年6月

6月1日(日)東京新宿歌舞伎町 ゴールデンエッグ
tel 03-3203-0405
http://www.g-egg.info/top.html
gt:東別府拓真 harp:皆川和義 b:小林賢一 ds:西川邦博 pf:福島剛
新宿歌舞伎町でブルーズバンドに参加することになりました。どうなるんでしょうか。メンバーはハーモニカの皆川さん以外は全員初対面ですし、何だかわくわくします。張り切ってやります。
*時間・チャージ等詳細後日

6月6日(金)東京高円寺AG22
tel 03-3316-3877
http://www.ag22livebar.com/
harp:皆川和義 pf:福島剛
これまでに呑んだくれて潰れた記憶しかない街高円寺で、初のライブです。君はどこに住んでいたのですか、高円寺じゃないよねー。高円寺です。
20:00~start music charge:1000円

6月21日(土)京都岩倉cafe jinta
tel 075-724-2534
http://www.cafe-jinta.com/
sax:黒田雅之 b:椿原栄弘 pf:福島剛
久し振りにジンタでライブです。サックス黒田さんもベース椿原さんも何度も一緒にやっていますが、このメンバーって実は初めてかもしれない。どうなるんでしょうか。今の所、ぼくの希望は「意外としっとりやる」という展開です。
*時間・チャージ等詳細後日

6月22日(日)京都祇園 pick up  tel 075-525-0595
http://www.gion-pickup.com/
~G's Party~
四条寺町「ぎやまん」の30周年記念パーチーです。多分、夕方ぐらいから会費は4000円~5000円とかでやるんだと思いますが、ぼくもよく知りません。おそらく飲み放題になる事は請け合いだと思います。ぎやまんにゆかりのある酒の好きな方々は大集合ですよ。ぼくも早めに演奏切り上げて呑みまくりたいなあ。あれ?

6月27日(金)東京三軒茶屋 お山のすぎのこ
tel 03-5486-0094
http://www.oyamanosuginoko.com/
harp:皆川和義 pf:福島剛
今年初頭から打ち合わせと称しては呑み屋で下ネタトークばかりしていたどうしようもないデュオですが、やっと初ライブにこぎつけました。呑んでばかりいてはいけません。とは言え、皆川さん、良いハープですよ。確か、ハーモニカの大会とかで何回も優勝してる筈です。それも音を聞けば納得です。
*時間・チャージ等詳細後日

という事ですので、どうぞ宜しく。

九月のツアーについては、また追って詳細を載せます。

また、最近では「ぶらり独りツアー」を考える時がたまにありますので、恐いもの見たさのライブハウス等は、私を呼んでみて下さい。なお、呼ばれていない所にも勝手に押しかける予定もありますので、その際は広い心で受け入れてください。

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2008年5月 6日 (火)

リンクにかけろ

過日、インターネットで調べものをしている時の話である。

発見したのは重信房子氏のブログ。没頭して読み耽る。単に「読む」と表現するのではなく、やはりその時の私の前のめりな姿勢を表す為にも「読み耽る」と書きたい。

何故か最新の記事には宮澤賢治の「うすのしゅげ」にまつわる文章が引用されていた事も私の興味をそそる一因を担った。

ご存知ない方の為に重信房子氏の事を簡単に説明すれば、語弊を恐れずに書けば、彼女は政治犯である。数年前に大阪は高槻市で身柄を拘束され、現在は無期懲役の判決を受けている筈である。詳細は各自インターネットや文献などで調べてほしい。現在私は電車内から携帯電話にてこの文章を書いている為に、正確な情報を記述出来る自信はあまりないからだ。虚覚えの情報に自信はない。しかし、自信を持って書きたいのは、彼女のブログは一読の価値が十分にある、という事である。

私は、どちらかと言えば、彼女の一連の行動に対して批判的な部分があるが、そこに書かれた文章の持つ、不可思議な「熱」のようなものには、手放しに賛辞を送りたいという気持ちに駆られた。

そして、私の心に芽生えた好奇心。

―――重信房子氏のブログをリンクの一覧に置いてみたい―――

いささか危険な好奇心である。

こうして私も本名を晒しつつ文章を公に向けて書く身である。私のブログが公安にマークされるようになれば、それはなかなかに痛快である。

そもそも、以前当ブログにて報告した通り、私は京都市岩倉における昨年の殺人事件の容疑者になった事があるのだが(無論私は無実である)、その時点で公安が私をマークしていた可能性は十二分にある。彼らは異常なほどに私の身の上に明るかったのだから。ならば今更躊躇する必要もないではないかと思うのであるが、私は日和ってしまい、及び腰になっている。総括し、自らのこの意志の弱さを自己批判する必要がある。

ドン引きせずに最後までついてきて頂きたい。

以降が今回の文章の要旨であり「総括」であるが、私は当ブログのリンク欄にいくらかのサイトを加えたくなっている。共に公安にマークされたい方々は、この記事のコメント欄に「加えておけよ」とでも書いていただきたい。「釣りに行きたい」でも「頑張れ広島カープ!」でも構わない。同じような意味として私は受け取る。正論で私を看破する事のみ、避けて頂きたい事項である。公安からのアクセス数が飛躍的にアップする事を約束する。

そうそう、まだ詳しくは決まっていないのだが、9月にツアーに出る事になりそうだ。また、詳細が決まり次第、順次アップしていくが、恐らく東京から西に向かいながら、中部、関西、四国、北陸と周りそうである。こちらも楽しみにして頂ければ幸いである。

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2008年5月 2日 (金)

自画自賛

ほろ酔いで終電に乗って、電車の中に貼ってある路線図を見てると、ふと果てまで行きたくなるよなあ。

伊東?韮崎?奥多摩?渋川?

うん、端から読んでみた。奥多摩は去年行ったな。すげえ遠かった。

終電で小岩に帰るワタクシ。初めて自分で自分を誉めてやりたい、と自画自賛。何森裕子だか知らないが。

今日はきちんと小岩に帰るぜー!チョーすごいー!ごいすー!

さ、自分に対するご褒美に、小岩で一杯だけ呑んで帰るかな。

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2008年5月 1日 (木)

仕込んだ末に

前回の記事で少し書きましたが、本日は明日のライブに向けて色々な「仕込み」をやっておりました。いいのかなあ、こんな事やっちゃって、というネタをたくさん仕込みましたが、いいんです、やっちゃいます。

さあ、吉と出るか凶と出るか、勝負!勝負!

5月2日(金)東京錦糸町 Early Bird
tel 03-3829-4770
http://www.geocities.jp/earlybird_mmp/05.htm
pf:福島剛
ピアノソロです。この日は本店の方。ゴールデンウィーク前に、ガイキチピアノを聴きにいらして下さい。
20:00~start music charge:2500円(1ドリンク・おつまみ付)

今日も広島カープが勝ちますように。

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仕込んでいる

これを読んでいる方々の視力というのは、いかがなものなのであろうか。

私は、むちゃくちゃ悪い。

障害者の一歩手前というレベルで悪い。両目とも0.01の視力もないほどである。

そう言えば先日、ものすごく視力が悪いのに、眼鏡もコンタクトすらもつけない人間という人に出会った。誰だったか今一つ思い出せないところを見ると、その時私は酩酊していたに違いない。確か、「見たくないものが多いからこれで良い」と言っていたような記憶がある。誰だったのだろうか。本当に思い出せない。

私の悪い目だが、最近更に悪くなってきた。眼鏡の度が全く合っていない。眼鏡をかけている時は、ほぼずっと目を細めつつ、「うーん、見えづらいな」と四苦八苦せねばならない。眼鏡を作り直したい。金がないので作り直せないが、来月の収入が少しずつ入ったら眼鏡を作ろうか、と思う。

さて、明日(日付的には今日、6月1日)は、家に引きこもる予定でいる。仕事も休みな上に、それ以外の用事も無い。これは引きこもり日和だと、思った次第である。

6月2日の晩には、錦糸町でのソロピアノのライブがあるが、この際に、私の中ではとても新しい事を考えている。その練習、ネタの仕込み、明日は一日それに費やすつもりなのだ。

明日のその仕込み次第で再び当ブログに告知をする事もあるだろうが、なるべく気にしていただきたい。

さっきまで、譜面を書いてはスパイダソリティア、というループを繰り返していた。さ、もう少し譜面を書こうか。2日が、愉しみだ。

そうそう、今日は広島カープが勝ちました。前田神もホームランを打ちました。何とも良き日であります。

次回は、観に行った日に勝って下さい。

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