絵本とCD
最近心を打たれたものリスト。
1・本田竹広ラストレコーディング
ジャズピアニスト本田竹広が亡くなる少し前に行ったホールでの演奏。ピアノはベーゼンドルファー。阿佐ヶ谷のジャズ喫茶で深夜4時頃に聴く。ベートーベンの「月光」とか童謡の「故郷」とか入っているヤツ。凄まじかったなあ。ぼくが最近模索してた、ソロピアノの、ある種の理想像だった。音色、間、無論、魂。色んな意味で圧倒された。アフリカ音楽的なアプローチというのも、ヒントになった。
2・絵本「100万回生きた猫」
本屋で立ち読み。ぎゅんぎゅん切なくなってしまった。何べん死んでも生き返った猫が、大好きな猫が一匹出来ただけで全て変わってしまうんだもの。「本当に死ぬ」っていうのはどういう事だろう、と考えた。
3・絵本「泣いた赤おに」
これも本屋で立ち読み。最後、青おにの残した手紙を眺めながら膝から崩れ落ちていく赤おに。本当に大事な友達は、きっと青おにだったんだねえ。青おにさえいてくれれば、他に友達なんていなくても良かったのに。人間も鬼も一緒で、本当に大切なものは、往々にして失ってから気付くもの。うん、読みながら泣きそうでした。
という事でとりあえずメモ程度に3つ。
本屋で絵本をじっと立ち読みする28歳児っつうのもどうかなあ。
自分に子供が出来たら、絵本は力(あ、経済力ね)の限り買い与えようと心に決めた。
本田竹広のCDも欲しいなあ。探してみよう。
さ、今日は今から昼に少しだけ仕事。終わったら全日本柔道選手権見に行って来ます!久しぶりの日本武道館だ!
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コメント
「ぼく、あいにきたよ」と「はせがわくんきらいや」もぜひ加えてください
投稿: | 2008年4月29日 (火) 23時31分
知らない人へ
あ、その二作品はしらねえや。今度、本屋で立ち読みしてみます。
投稿: ふくしまたけし | 2008年5月 1日 (木) 01時53分