レッスンの事
昨日のライブは、楽しかった。東京では初となるきちんとブッキングされたライブだったので、緊張もするかとは思ったのだが、始まってしまえばいつも通りにアホさ全開で弾いてしまった。共演者たちやお客さんも広い心でそのアホを許してくれたおかげで、とてもリラックスして演奏する事が出来た。それは、共演者の方々の音楽性や技術が、私を十分に安心させうるほどのものがあったからである。いつもの事ながら、感謝。
さて、そのライブ内で、ボーカルの方が私の紹介をしていただいた折に、「とても面白いブログを書いていて、私もたまにこっそりと見ています。下ネタが嫌いな人には苦手なブログかもしれませんが」と、なかなかに的を射た表現をして下さった。
そうまで言われたら、面白い事を書かなくてはいけないのだが、今日は何一つ面白くないことを書く。期待にいつも応えられるようならば、その道でも金を稼げるのだ。私は文筆業者ではないので、そういった期待には応えない。アマチュアの強みである。
今日書く面白くも何ともない事。何かといえば、私のピアノレッスンの事である。
サイドのリンクに私の教室のブログが紹介してあるが、そこにかなり大きな変更点を加えた。
平たく言えば、ここまでは出張レッスンのみを承っていたが、ここ最近では千駄ヶ谷と池袋に教室を持つ「Jill music school」におけるレッスンがそこに加わった事、そして、来月10月からは、私の小岩の自宅においてレッスンを開始する事を告知した。
演奏活動は、勿論今後も私の生活の核となる活動である。が、それと並行して、最近ではレッスンを行う事にも私は強い興味を示している。
いささか極論であるが、「教える」という事は単なる知識の提供行為ではない、と最近実感している。それは他者の感受性を享受する場でもあるのだ。
一つの音楽に対し、様々な解釈が生まれる。それは、単に音楽に関する知識・造詣だけではなく、聴き手の感受性に拠る所も大きい。私の感受性以外の所から生まれる解釈、それにより私は新たな「気付き」を覚える事が多々ある。
私は生徒に「教えている」ようでいて、「教えられている」時もあるのだ。
「共に考える場」としてレッスンを考えた時、それは双方にとって非常に有意義なものになる、と私は思う。
このブログを御覧の方でも、もし何か興味をもった奇特な方は、左上にある教室ブログ並びにHPをクリックしてみていただきたい。
無論、ワンクリック詐欺の類では、決してない。
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