ジャズ喫茶に行きたい
音楽を始めてから、日々の練習以外に私が日常的に行ってきた一つの習慣がある。
ジャズ喫茶通いである。
殆どは京都出町柳にあるジャズ喫茶「LUSHLIFE」でそれはまかなわれた。私の音楽生活に欠かせない存在が、「LUSHLIFE」というジャズ喫茶だったのだ。
私は怠け者なので、家にいる時はあまり集中してレコードが聴けない。何だか注意力散漫になってしまうのだ。電話が鳴ったりメールが来ると、そちらに注意をとられてしまう。家にいると、徒然の物思いに耽ってしまう時がある。私にとって、あまり自宅というのは音楽を集中して聴く環境には適さない。それは一人で暮らしていた時もそうであったし、家族と暮らしている今もそうだ。
私は今ジャズ喫茶通いをしていない。何ともさびしい話である。そして侘しい。「今、何がしたいか?」と問われれば、「ジャズ喫茶に通いたい」と私は答えるかもしれない。
東京近郊に住む方でこのブログを読まれている方でご存知の方がいるならば、良ければ私にこっそりとオススメのジャズ喫茶を教えていただきたい。1900~1950ぐらいの年代の良質な黒人音楽ばかりがかかるジャズ喫茶を私は切望している。つまり「LUSHLIFE」に匹敵するジャズ喫茶を私は切望している。
うむ、きっと無理なのだろう。
さて、最後に。
友人のブログに、私の好きな石川啄木の詩が載せられていたので、私もそれを真似て転載。今の私の気分に非常にぴったりとくる。
家にかへる時間となるを
ただ一つの待つことにして
今日も働けり
~悲しき玩具~
そういえば私の卒論は「待つ事について」であったな。
うむ、支離滅裂である。
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