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2007年1月10日 (水)

嘘の契り

落ち込みながらトボトボと家へ帰宅。帰りにコンビニで投げやりに焼酎を一升購入。いかんなあ。

ふとテレビを点けると、訳の分からぬ女子高生共が自らの恋愛を語っていた。

彼氏に「一生一緒にいようね」って言われましたー、きゃー、恥ずかしいー。

だそうな。

勿論私は「一生一緒に」ではなく「一升と一緒に」いながら、テレビに向かって

「それは、おそらく、嘘だな」

と呟く。

若い頃、特に十代の頃の将来への契りは、112%が嘘なのだ。私にも記憶がある。甘い台詞を吐く自分に酔いたいだけなのだ。それは浅薄なる意識の元に発された言葉なのだ。

仮に結婚となれば、それは当人同士のみの問題であるケースは極めて稀だ。この閉鎖的島国日本においては、それは家同士の問題でもあるのだ。知らぬ訳ではあるまい。無論例外はあるが。

そもそも、私の個人的な偏見も混じった意見であるが、若い女と付き合う男の内、10人中13人は体目当てである。つまり、君の目尻に皺が一本刻まれる度、横腹に余分な肉が蓄積される度、両の乳房が重力に抗えなくなる度、男の愛情は、いや間違えた、男の性欲は減退していくのだ。良いか、若い女と付き合う男を信じてはいけない。

男はやがてギャンブルに手を出すだろう。愛情、いや、性欲の失われた生活に新たな刺激を求めるが所以だ。そして暴力をふるうようになる。全てが上手くいかぬ歯がゆさから酒に逃げるようになる。男は「テメエ、一生俺と一緒にいるって言ったじゃねえか!」と怒号をあげながら、君にグラスを投げつけるだろう。君の頬の横を掠め、飛んでいくグラス。壁にぶつかり弾け飛ぶ。君の膝は軽く震えているに違いない。怯えるが良い。男という生き物はそういう生き物だ。嘘だと思うならば、映画「血と骨」を見たまえ。そこには真実が描かれている。

「結婚しようね」などと言い合っている十代のカップルども、君達の末路はかくの如きだ。それでも構わないならば、そうやって私の眼前で将来への希望を語るが良い。

私は知っているのだ。現在の女子高生が、10年後、

「やっぱり男は年収でしょー」

と言っているのを。

私の昨年の年収は、恐らく100万円にすら届かないが、何か文句があるだろうか!?

さて、戯れ言はこの辺で。

本年初ライブはボウズでスタートした。大分荒んでいる今宵の私である。

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コメント

「それは、おそらく、嘘だな」
間違いありません。


・・・ボウズ?なんですか???

投稿: etsu | 2007年1月10日 (水) 11時46分

etsuさんへ
ボウズというのは元々は釣りの用語かも知れません。その日一匹も魚が釣れない事をボウズ、と言っていました。
僕は昨日のライブは客が一人もいなかったんです。故にボウズ、と。
仲の良さそうな若いカップルを見ると、最近は「お前らなんか八男三女の大家族になっちまえ!」と心の中で毒づく事にしています。

投稿: ふくしまたけし | 2007年1月10日 (水) 21時34分

18へぇ。
また一つ賢くなりました。

ふくしまさんがボウズにならないよう協力させていただきます。

投稿: etsu | 2007年1月13日 (土) 01時25分

etsuさんへ
是非ゼヒ、お越し下さい。お待ちしています!

投稿: ふくしまたけし | 2007年1月19日 (金) 02時49分

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