野犬根性
家に帰って来たのが早めの夕方六時半。やらなければいけない事もまだあったのだが、とりあえず今日のノルマをこなした所で帰宅。家に帰ってテレビをつけると、日ハム−中日の日本シリーズ。寝転がって見る。至福の一時。
たが結局そのまま寝てしまう。一瞬目が覚めた時につけっぱなしのテレビに、お天気キャスターの市川寛子さんが出ていたので気合いを振り絞って天気予報だけ見る。天気は覚えていない。その後に、古館伊知郎が日ハムが勝ったとか何とか言っていた記憶はある。それが本当なら、やっぱり今年の日ハムは勢いがあるねえ。まだ頭が覚醒した状態で見ていた時に、小笠原の見事な二塁打を見た。彼のバッティングセンスも、やはりすごい。
再び起きたのは一時過ぎ。まずいなあ。この展開は、今度は朝まで寝付けないパターンじゃないか?とりあえずブログの更新をしながら眠気の再来を待つ。酒も舐める。
この酒がいけないのだろうか。私は軽く二三杯飲むと、覚醒してしまう傾向がある。今日もまた、酩酊の濁った目で朝日を見つめるのだろうか。
今日は西原理恵子の作品集『サイバラ茸』をペラペラと捲りながら飲む。やはり『恨ミシュラン』は初期サイバラの中ではかなりの傑作の部類に入る。ある意味では出版業界にもたらされた革命といっても良い。しかし『恨ミシュラン』を読みながら感じるのは、サイバラの根性。噛み付いていく野犬根性には舌を巻く。付き合うコータリンもなかなか剛の者だ。ヒットした理由は、ある意味では必然なのかも知れない、と徒然に思う。
まずい、完全に覚醒した。
飲むしかあるまい。
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