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2006年10月30日 (月)

BLに対するOFLの優越性

ブ推連(ブサイク推進委員会)を組織してから随分と時が経つ。

言葉は悪いかも知れないが、私はブサイク(以下ブサイク→面白フェイス)な顔の女性が好きだ。理由は後述する。

そもそも私もブサイクの部類に入る。伊集院光先生が会長を務める全ブ連(全日本ブサイク連盟)の会員歴は、もはや10年を超える。私がブサイクである事を誇るばかりでなく、面白フェイスな女性の方々をも愛でようという趣旨で、私はブ推連を立ち上げたのだ。現在会長は私、会員は私一人である。随時会員募集中であり、入会希望者は私に御一報頂ければ、詳細をお伝えする。ちなみに近々海外進出を狙っており、その際にはJBL(Japan Busaiku Lovers)という通称で慣れ親しんで頂く予定だ。

さて、面白フェイスレイディ(以下OFL)の方々の、何がかくも魅力的であるか、ここからは熱弁をふるおう。

OFLの最も魅力的な点は、その武士道精神にある。

武士道とは死ぬ事と見つけたり、というのは誰の言葉だったろうか。即ち武士道とは決死の覚悟である、と考えて良い。この武士道精神を、つまり決死の覚悟を、OFLは有している事が非常に多いのだ。

具体的にどういう事かを説明していこう。

美人レイディ(以下BL)には、留保や保身の態度こそ見られども、決死の覚悟というものはなかなか見出せない。ごく稀にBLにして決死の覚悟を持った特異な女性がいるが、それはあくまで例外的存在に過ぎない。BLには、そもそも決死の覚悟を決め込む必要性がないのだ。放っておいても周囲がBLをちやほやする。そしてこの「いつでも自分が他人から好意的に受け入れられる事が可能である」という事実は、BL達の感覚を鈍化させていく。それは感性の鈍化であると同時に、想像力の鈍化でもある。つまり眼前の相手が何を欲し、そして感じているかを、BL達は見逃す事が多い。そして決死の覚悟。こういった物を持たずとも、BLは他者から受け入れられる。少なくとも表面上は。

対してOFLは、自らの刹那々々が勝負である。一時の油断は死を招く。研ぎ澄まされた鋭利な刃物の如き感覚と、一歩も二歩も先を読む千里眼をもって、地雷源の如き戦場を軽やかに、そして鮮やかに進んでいく。一歩間違えればOFLはその面白いフェイスゆえに、他人から拒否されるかも知れぬという状況に日々置かれているのだ。一つのギャグを同時に言わせてみたとしても、BLとOFLとでは切れ味が全く違う。OFLの放つギャグは常に命懸けであり、実際に体を張ったものが多い。BLの放つギャグなど屁の突っ張りにもならない。BLとギャグセンスを比べるのはOFLに対して失礼かも知れないが、これはもう雲泥の差である。

色々と下らない言辞を弄んだが、実は一番言いたい事は、私は「性格的に歪んだ、面白い女性が好き」という事。美人だろうが面白フェイスだろうがどちらでもいいのだ。色んな劣等感を抱えた方々へ。「マニアは、いる」という言葉を胸に頑張って生きていきましょう。

もうすぐ11月です。誕生日が近付いて来ているのにまだ免許証の更新に行っていません。早く行かなくては。公安に金を払うのが死ぬほど不愉快な秋の夜長です。

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コメント

OFL、いいですね。みうら先生&伊集院先生のDT(童貞)以来のすばらしいカテゴライズだと思います。OFL

それから、サイトリニューアルおめでとう。君もクロマニョン人くらいには成長したかもね。

投稿: torii | 2006年11月 2日 (木) 14時33分

toriiさんへ
フェミニストの方々にはまた女性蔑視の視点から読まれるんだろうな、と思って書いてから少し後悔してた文章なので、こういったコメントはとても嬉しいです。僕は人間の最大の美徳はコンプレックスだと思ってるのですが。

それと、僕はまだまだクロマニョン人にも遠いです。ミトコンドリアぐらいです。ああ、進化してえっっっ!

投稿: ふくしまたけし | 2006年11月 3日 (金) 09時37分

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