習慣としての修練
私は文章を書く事に関しては、素人である。
最近知ったのだが、ブログを書いて報酬をもらっている人というのもいるらしい。しかも、比較的自由に書いて、である。文章のプロフェッショナルの人達の話だ。
羨ましいなという気持ちは皆無、と言ってしまえば嘘になるが、ある意味では当然だとも思っている。プロフェッショナルの人が書く文章はやはり洗練され、そして面白く、私が書くようないい加減な文章とは一味も二味も違う。
私が考える、文章におけるプロフェッショナルと素人との数多の違いの中で最も代表的なものは、「習慣」である、と思っている。それは「書き続ける力」と言っても良いかも知れない。
例えば私は毎日ピアノを四時間以上弾き続ける事が出来る。いささかの苦痛も伴わずに、である。それは習慣なのだ。そしてそれが(最低限)出来なくてはプロフェッショナルではない、と思っている。少なくとも凡人である私は。時にはそういった日々の努力すらも超越する「天才」のような人間もいるのかも知れないが、少なくとも私は違う。日々努力する事で何とか保っている。ひけらかす訳ではない。それが、幸か不幸か才能に恵まれなかった者の宿命なのだ。
同様に、文章を書くプロフェッショナルである為には、日々原稿用紙十枚乃至二十枚は書き続けられなくてはならない。それが日々の修練であり、やはり同様にいささかの苦痛も伴わずになされなくてはならない、或いは何かしらの苦痛があったにしても、それを甘受出来なくてはならない。
そして今日何故こんな事を書いたかと言えば、私が毎日ブログを更新出来ない事のエクスキューズとして書いた。素人であるが故に、習慣として毎日書けない、と。
つまり、卑怯な言い訳を書いたのだ。
ずるいなぁ……
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コメント
これだけ頻繁に日記をアップしてれば立派だよ。しかも、携帯からアップしてることが多いんでしょう?私はどうも携帯で長い文章を打つのが苦手&億劫で、駄目なのよね。
投稿: モトクロス | 2006年10月 1日 (日) 03時31分
携帯からはめちゃくちゃ億劫です。今日はちゃんと書こうと思ったのでキーボードで打ってますけど。
誰かパソコン下さい。それと、このブログの、去年の12月の文章が何だか勝手に消えてるんですけど、こういうのを前もって保存しておく方法って誰か知りませんか?下らない駄文ですが、まあ、個人的な思い出の為に、っていう事なんですけどね。
投稿: ふくしまたけし | 2006年10月 2日 (月) 19時27分