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2006年9月 1日 (金)

理。敢えて嫌う。

ここの所、旅の日記ばかりだったので、少しは日常の事を。

ライブハウス、モジョウエストでやって来ました。

演奏の内容が良かったのか悪かったのかは私が決める事ではないので、何とも言い難いが、久し振りに滝のように汗をかき、手の皮がズル剥けるようなテンションでやってきた。勿論反省し、次回に活かさなければならない点も多々あるが、とりあえずは疲れて帰って来てメシを食らう。気分は悪くない。

一昨日ぐらいに米を炊いたのだが、それが電子ジャーの中で固くなり始めていたので、味噌と若布と玉子でおじやを作る。貧乏料理には間違いないが、疲れて腹が減っているからか美味く感じる。貧乏、悪くはない。満足したらまずいのだが。

ジャズは儲からない。でも、それを言い訳にしたり、その事をグチグチ言うのはとても格好悪いと思う。プロならば金にはシビアでなくてはならない。けれど、そればかり言うのは覚悟や決意が足りないのではないかと最近は思う。生意気な事を書いているが、確かにそう思う。

落語家立川談志は、弟子たちに「通常の」アルバイトを禁じたという話を聞いた事がある。芸人になりたいんだったら、真っ当になど働くな、突拍子もない事で金を稼いでこそ芸人だ、と。それはすごく極端かも知れないが、家元のそういう考え方には納得する部分も大きい。

効率や合理性には、とても甘美な魅力があるが、芸というのは、ある意味ではそういったものの対極にある。計算ばかりしていたら、学者になってしまう。無論、バカでも困るのだけれど。

少し取り留めがなくなり過ぎてしまったので、今日はこの辺で。

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