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2006年9月27日 (水)

アブドゥラーイブラヒム

アブドゥラーイブラヒム

今日はテンション高いので、喋り言葉で書きます。

いやあ、興奮しました。何がってアブドゥラーイブラヒムさん。南アフリカ出身の世界的ジャズピアニストですよ、お会いしてしまいました!

今週末の9月30日と10月1日に、京都は上賀茂神社でコンサートをされるんですね。スタッフは全てボランティアなのですが、主催であるジャズ喫茶「ラッシュライフ」とのご縁で、今回僕もスタッフとして参加させてもらってます。僕は大した事はしてないんですがね。

今日の昼間に僕の携帯が鳴って、電話の向こうはラッシュライフのマスター。

「店、手伝ってくれ。電話番とか。」

はい、行きます。

今日、来日するアブドゥラーさんを京都駅まで迎えに行かなくてはならず、その間、奥さんの三千代さんと店を見といてほしいとの事。喜んで了解しました。

昼の3時過ぎに京都駅に到着したアブドゥラーさん。滞在の宿にチェックインしてから、出町柳のラッシュライフに来られると聞いて、もうドキドキしてましたよ、本当に。いつ来るのかな、まだかな。そんな事を考えながら、店を手伝っていたら、5時過ぎに店の周辺が俄かにざわめき出した。

やって来ました、アブドゥラーイブラヒムさん!穏やかな笑顔を湛えながら、そして迎えたみんなも興奮気味に笑い合いながら。僕も心の中の女子高生がキャーキャー言ってましたよ。

アブドゥラーさんは迎えてくれた一人一人に握手と挨拶をされてから店内へ。とても和やかな空気に包まれました。飛行機で15時間をかけて来られたというのにも関わらず、疲れた顔も見せずに、コンサートの簡単な打ち合わせをされていました。御年72歳、お元気です。

実は僕、もしもチャンスがあればサインを頂きたいな、というミーハー根性から、レコードのジャケットを持って行ってたんですね。勿論、チャンスがあれば、だったんです。

そしたら、マスターが僕に「おい、レコード持って来ぃや」と。アブドゥラーさんに「こいつ、スタッフなんやけど、アブさんのファンですねん。良ければサインしてやってくれませんか。」と、口を利いてくれたんですね。僕も恐る恐るレコードのジャケットを差し出したら、快くサインしてくれました。横からマスターが「こいつもピアノ弾きますんや」と口を挟む。いやいやいや、アブドゥラーさんの前でそんな事言わないで下さい、とも思いましたが、アブドゥラーさん、優しく話し掛けて下さりましたよ。あんまりにも夢のようで、何を喋ったかあんまり覚えてないんですが、覚えてる限りでは、「自分で曲を書いたりするのか?」とか「普段はソロでやってるのか?トリオか?」とか。

興奮しました。ドキドキしましたよ。

添付した写真はそのサインを頂いたジャケット。嬉しかったです。

今週末のコンサートも楽しみですね。詳細はこのブログのサイドの「ラッシュライフ」のリンクをクリックすれば見れます。興味のある方は見てみて下さい。

僕も30日はライブなので、アブドゥラーさんのコンサートは全部は見れないのですが、1日はたっぷり楽しみたいと思います。

ちゅう事で、嬉しかった報告でした。たまにはこんなのもアリでしょう。

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コメント

↓の物悲しい日記の後に、この日記があってよかったです。
人生苦あり楽あり。
尊敬するジャズピアニストからサインまで貰えて、一生の宝だね!
私も今のうちに、福島くんのサイン貰っておこうかな!?

投稿: モトクロス | 2006年10月 1日 (日) 03時29分

アブさんの事、詳しくは今日の日記に書いたので、よろしければ御笑覧下さい。ある意味じゃあんまり詳しくないんだけど。
僕のサインは、持ってても何も価値なんてないですよ。今までに三回だけ(しっかり回数覚えてます)した事あるけど。
今、サインを求められたら、放送禁止用語の横に卑猥なマークを書いて僕のサインにしようと思っています。

投稿: ふくしまたけし | 2006年10月 2日 (月) 19時24分

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