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2006年7月10日 (月)

素人が見たW杯

世界のブログ人口は今や相当な数になっているらしい。わからなくもない。比較的簡単だもの。コンピューターに対する苦手意識を持つ人の中で、ブログによってその敷居が低くなったと感じている人は少なくないのではないか。私もその一人だ。

そして今日、多分かなりの数の人が同じ話題についてブログ上に文章を書くだろう。その話題はきっとサッカーのW杯。決して私の家の近所のスーパー「ナナ」の特売情報ではないだろう。W杯の全日程が終了したのだ。

私は熱心なサッカーファンという訳ではないが、比較的よくサッカーを見る方で、W杯もそれなりに楽しんで見ていたので、素人的なサッカー観戦記を今日は一本ぶつ。本物のサッカーファンの方々と、全くサッカーに興味のない方々には申し訳ない。

まず、地区別の予選から。今回の予選では私の応援していた2チーム、アイルランドとナイジェリアが姿を消した事で、大分テンションは下がっていた。何だよそれ、と思っていたのだが、代わりに初出場国ウクライナの存在が目を引いた。日本チームはあまり魅力的ではなかったので、他に応援出来るチームを探していたのだ。

そしてグループリーグ予選。ここで感じたのは、ブラジル強し、アルゼンチン強し、であった。やっぱり南米かな。私はそう感じた。

ところが、決勝トーナメントに入ると、あれよあれよと敗退していく非ヨーロッパ勢。結局御存知のようにベスト4に残ったのは全て欧州の4チーム。プチ番狂わせだった訳だ。

今日の未明に行われたフランスとイタリアの決勝戦は、私もテレビで観戦していたが、良い試合だった。開始早々に明らかに怪しいファウル(多分ファウルではない)でフランスがPKで先制。おお後味悪い、と思いながら見ていたら、試合終了直前にフランスの英雄ジネディーヌジダンが、相手選手の一人の胸部にヘッドバット!明らかに故意。きっと何か腹の立つ事を言われたのだろう。一番の大舞台で感情的になって退場になってしまうジダンが素敵であった。試合は結局PK戦をイタリアが制して優勝。おめでとさん。

今回のW杯で私が気になったチームは、フランスとアメリカ。共通するキーワードは「移民」である。

フランスは、一見して「ここはアフリカのチームか?」と思うほどに黒人だらけ。逆にアメリカは中南米系の顔をした連中ばかり。うーん、両国の闇の部分が見え隠れするねえ。

まあ、何はともあれW杯は面白かったですよ。中田に「自分探しの旅って…お前は中学二年生か!」とツッコミたくなりましたがね。

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