自らを慰める
ここの所、何だか頻繁にこのブログを更新したくなってしまう。別に誰かに何かを言わなくてはいけない訳でもなければ、私の中に何か言うべきものが溢れ返っている訳でもない。不連続なイメージの反復を、言葉という媒介を使って現実へと還元したくなるだけなのだ。私は言葉の使い方に関してはとても不注意な部分もあるし、その事で誰かに迷惑をかけてしまう事も少なくない訳で、なるべくならば口を閉ざしていた方が良いのだが、それでも言葉を発してしまう。発した言葉は虚空に消えて二度とは元に戻らない。如才なく気をつけられたら良いのに。
多分、今日は誰とも喋っていない。家で明日のライブの予習をして(前回の日記参照)、読みかけの小説を少し読み進めて、洗濯をして、少しだけ部屋の掃除をした。nothing happens,nobody comes.どうにもならん。「毎日」はさしてドラマチックではないのだ。
明日は朝から早いので、12時前には床に着いたのに、気付けば午前1時だ。今夜は眠気の代わりに、取り留めもない無数の想念が私を襲う。高尚なものは何一つない。無意味で滑稽なものばかりだ。例えば「次に米を買うときは、5kgではなく10kgで買おう」とふと考えたかと思えば、その一方では「月曜日にゴミを出さなくてはな」と思い、それと同時に「Mr.PCという曲の練習をして、モード的なアプローチを学ぼう」と全く無関係な事を考える。
遠雷の音を夢想する。眠れない夜に、何処かで遠雷の音が聞こえる時、私の心はひどく穏やかになる。しかし、耳に入ってくるのは外を通り過ぎる車の音と、我が家の冷蔵庫の不吉な音ばかりだ。
インドに行きたい。
なるべく支離滅裂な文章を書こうと思って書き始めてみたが、結局小じんまりとまとまったつまらない文章になってしまった。「逸脱」しきれない自分のスケールの小ささを再確認。身構えながら話しているのだ、結局の所。
インドに行きたい。
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