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↓にあった文章消しました。初めてだ、消したの。何だかあまりにも不出来だったので。たまにはこういう事もあります。許してくださいね。
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政治ネタをぶつのはほどほどにしておかないといけないな、と昨日の日記を見返して思う。大して知りもしない事を偉そうに語ってはいけない。
さて、今日(日付の上では昨日)の昼間、川端通りを原付でゆっくりと北上していたら、最近にしては珍しいひどくダッサイ制服を着た修学旅行の中学生の一団を見かけた。女の子は時代錯誤なセーラー服、男の子はチンケなカッターシャツに黒いズボンといういでたち。肩から下げたカバンは紺色で、グレーの紐が付いている。もう少しお洒落な格好させてやれよな、どこの中学校だよマッタク。なんて思うのと同時に、私は彼らがどこの中学校の生徒か瞬時に、そして正確に理解した。彼らは東京都江戸川区立小岩第四中学校の生徒達だ。間違いない。私はその中学校の卒業生なのだから。多感な三年間を共に過ごしたその制服やスクールバッグを信号待ちの間に見ていると、何とも言えないような懐かしい気持ちにさせられた。私が中学生だった頃の修学旅行は広島の宮島と京都だった。未だに京都に来てるのか、世間の中学校は修学旅行で海外に行ったりするようなこのご時世だぜ、そんな事をぼんやりと考えた。
自分の中学校の頃や高校の頃の事を考えると、たまに途轍もなく恥ずかしくなる時がある。私は自意識過剰で自己顕示欲が強く、つまらないプライドの塊のような若者だった。友達も決して多くはなかった。しかし、と言うべきか、無論と言うべきか、未だに付き合いのある友人はいる。好むと好まざるとに関わらず、きっと彼らとの付き合いは一生続くのだろうなという予感も私の中にはある。私が通った小岩四中という空間の中での三年間は、現在の私という人間を形成するのに大きなウェイトを占めているのだ。あまりにも凡庸な事を言わざるを得ないのがいささか悔しいけれど。
原付に跨った私の傍らを通り過ぎていく10年ちょっと前の自分達に、私は何か声でもかけたい気分だった。しかし何も言葉は思い浮かばない。抽象的な概念だけが私の脳裏を掠めては消えていく。右手のアクセルに手をかけて私は黙って彼らの傍らを通り過ぎた。
君たちも私のようにいつか小岩を出るのだろうか。そして再びまた小岩に帰って来るのだろうか。きっと君たちは今は碌に勉強もしていないのだろうが、それで良いのだ。今はたくさん間違える時なのだ。お兄さんは今でも間違いだらけなのだから。
当たり前だが彼らは私の存在になど気付いていなかった。しかし私は偶然にも目にした十数年前の自分に重ねて、瞬間的にではあったが様々な事を思うに至った。私もなるべく早く小岩に帰ろう。新中川の川沿いで、またビールを飲もう。江戸川の河川敷を、のんびり自転車で走ろう。駅前のモツ焼き屋「大竹」で、立ち飲み屋「さくら」で、ガード下の「バー62」でクダを巻こう。私が目にした中学生たち、彼らの制服と同様に小岩という街は決して進歩しない。私も進歩しない。ゆるやかに、ゆるやかに、純粋な時だけが流れていくのだ。何も無いというのはかくも素晴らしき事か、と私は再び考えるのだ。
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誰か止めてくれる人はいないのだろうか?奴の事を、ジョージブッシュの事を。
今回ブッシュが取り組もうとしているアラスカ地方の石油田開発計画は、もはや狂気の域である、と私は思う。もちろん我々人間は、自然を破壊し続けながら文明を維持し、そしてその恩恵によって便利に暮らしているのだ。単純な自然破壊批判は詭弁に堕してしまいがちだ。しかし今回アメリカ政府が着手しようとしている開発計画は余剰であるように感じられて仕方がない。
表面上の建て前は、中東地域に依存しない資源確保という事らしいが、そこには裏を返せばアメリカが過剰に敵対視するイスラム諸国への経済的圧力という様相が見てもとれる。エゴイスティックな自然破壊に過ぎないのではないかという思いが、私にはどうしても拭いきれない。
宮澤賢治の世界観を思い出す。掌に一杯の米と野菜で私達は生きていけるはずではなかったのだろうか?無駄のない生活など、確かに何の面白みもないだろうが、虚飾的に自己を肥大化させる為の余剰にまみれた生活様式など吐き気がする。
一体我々はいつまでこんな事を続けなければならないのだろうか。
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あまり時間がないのでものすごく簡単な更新。
今日携帯電話を買いました。あーあ、やっちゃった。一件一件アドレスや電話番号を手打ちで登録するのが面倒くさいこと面倒くさいこと。
その後床屋へ。本日の私の髪の毛の長さは1ミリです。
そして今日は久しぶりのピアノ・ソロです。楽しんでやってまいります。
以上。ああ、ひどい文章。
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自分を正当化する根拠も理由もなく、言い逃れのないぐらいに自分が「悪い」立場に置かれた時の人間の屈折というものに、ここ数年非常に興味がある。
具体的に何かと言えば、それは南北戦争の南軍、そして第二次世界大戦後の日本と言えばわかり易いだろうか。つまり「有無を言わさずに価値観の大幅な転換を強いられた時の人間」とでも言おうか。今日は、その南北戦争の事について少し。戦後の日本も似たような状況ではあっただろうが、細部においては状況も違うため、それについてはまた違う機会に。
ものすごく大雑把に、ざっくばらんに言ってしまえば、南北戦争は奴隷解放を求めたアメリカ北部と奴隷制度維持を求めたアメリカ南部との戦争だ。多くの死者を出した、アメリカ史上最も凄惨な内戦であったと言っていい。戦争勃発の原因、この事実だけを見ても「理」は北部にある。戦争が起こったのは1861年から1865年の間であるが、その間にもエイブラハム・リンカーンの演説などにより、ますます北部はその「正当性」を増していった。結果は周知の通り、北軍の勝利で幕を閉じる。「制度としての奴隷制」はここで一度否定されるわけだ。(勿論、実情としてはこの後も長きに渡り奴隷制はその遺恨を残す事となる)
さて、この時に南軍の兵士として戦った多くの人たちは、戦後どういった意識の転換をはかったのだろうか、私が興味をひかれるのはそこなのだ。
「自分たちは間違っていた。そしてその間違った真理の為に愚かな戦争を起こしてしまった」
ここまで素直に実情(?←ちょっとおかしな言葉かな)を認められた人間というのは、実は全体の数パーセントにも満たなかったのではないか、と私は思うのだ。それ以外の多くの人間たちは、「自分たちは実は正しかったのだ」という虚像を作り上げたり、或いは極端な話、自らに幾ばくかの正当性を持たせるために嘘の話をでっち上げたり、そういう事もあったのではないだろうかと。
例えば、ウィリアム・フォークナーの作品群にはそういった「屈折した人間達」が驚くほど鮮やかに描かれている。私はそうした「屈折した人間達」にとても心をひかれる。数日前にサリンジャーの事を書いたが、『ライ麦畑』の中に主人公ホールデンが、「人生はゲームだ」と諭す教師に向かって「何が人生はゲームだ、だ。いつも勝てる側の強いチームにいる人間だったら人生はゲームでいいだろうけど、いつも負ける側の弱いチームにいるものからしたら、そんなことあるもんか。人生はゲームなんかじゃない」と心中毒づくシーンがある。これも全く同じ事で、人間というのは悲しいかな、何か拠り所のようなものを必要とする時が多々あるのだ。「勝者」という称号は最も甘美な拠り所になり得るだろうし、「正当性」というのも同様に甘い香りを放つ拠り所だ。そういった拠り所を失った時に、事実を捻じ曲げてでも、という神経が働くのは極めて自然な感情だ、と私は思う。
美しい人間の美しい所作に感動をする事などない、とは決して言い切らないが、醜い人間の醜い所作に心を打たれる時もある。シェイクスピアの『マクベス』ではないが、「綺麗は穢い、穢いは綺麗」という言葉、つまり両義性というものは決して軽視してはいけないと私は感じるのだが。
最近、テレビや雑誌を見ていると、「美しく生きる」とか「自分らしく生きる」とか「自分を好きになって」みたいな言葉が安っぽく乱発されており、私はそれを非常に不愉快に感じている。同時に、誰の受け売りだかは知らないが、そんな言葉を表面だけなぞって連呼する輩にも。そういった言葉は、本来はもっと深遠な境地であり、「1980円安売り大セール」みたいにして使われる言葉ではないと私は思うのだが。安売りなだけならまだいいが、そこにはユーモアの欠片もないもの。何のユーモアもなく「愛」とか言う人間の事を私は信用しない。
或いは、屈折した人間を排除していくための一つのキャンペーンみたいなものなのかも知れない。「はい、みんなで素直になりましょー!それはとても美しいでーす!屈折してあれこれ考えるのは最悪でーす!」てな感じに。
思考停止。便利は便利だが、恐ろしいな。
何だか今日はいらない事をたくさん言ってしまいそうなので、この辺で終わります。ああ、こんな事書かなきゃ良かったのになあ。
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今日は疲れた。普段慣れない事をしたものだから。
何をしたかと言うと、まず銀行に行った訳だ。私は「みずほ銀行」に預金講座を持っているが、そこで使っているキャッシュカードは未だに「第一勧業銀行」のまま。つまり、随分と古いカードを使っていたのだ。しかし、このカードがサイドの部分からパキパキと割れ始めてしまった。つまり死に掛けている状態になってしまった訳だ。そうなったのは(つまりヤバイ状態になってしまったのは)一年ほど前の事だったが、その亀裂が随分と奥の方まで到達しかかっているもので、新しくしてきた。正確には新しくする手続きをしてきた。
しかし、そんなに簡単に事が済む訳でもない。何せ銀行名そのものが変わっているのだから。もちろん、その時に使っていたハンコを私が今も大事に持っている訳もなく、そしてその時と住所が変わってない訳もなく、結局住所変更手続きやら印鑑変更手続きやらをして、そして新たにやっとみずほ銀行でのカードを作り直す手続きが(ほぼ)完了した。
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結局昨日は『ユリシーズ』第二巻を読破ならず。ああ、情けない。けれどその代わりに昔から大好きな短編を再度読み上げた。J・D・サリンジャーの『A Perfect Day for Bananafish』、「バナナフィッシュに最良の日」なんて邦題がついたりするあの名作(問題作?)だ。 主人公は「モット・カガミ・ミテ」、シーモア・グラース。海辺でシビルと交わす荒唐無稽かつ意味深長な会話も好きだし、何より最後の突如たる幕切れも好きだ。短い話なので、読んだ事のない方にも是非一読をオススメする。
私が好きか嫌いかという問題を客観的に排除して考えたとしても、サリンジャーの『The Catcher in the Rye』は歴史に残る名作であるし、またグラース家の物語を扱った一連の作品群(上記の「バナナフィッシュ」や『フラニーとズーイー』などなど)には、何か恐ろしいほどの説得力のようなものがある。英語はさして難しくないから、原文で読む事にさほどの苦労はない。だが、やはり私は日本語で彼の作品を読むのが好きだ。数年前に『The Catcher in the Rye』は、人気作家の村上春樹氏が訳したものが出たが、私としては野崎孝氏の訳をオススメしたい。口語訳の瑞々しさという意味ではかなりの完成度を持っている、と私は思う。サリンジャーに関して、まだまだ書きたいことはあるが、今日は時間がないのでこの辺で。また後で再び更新しようかな・・・しないかな・・・
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風邪がまだ治らない。熱は引いたが、喉が痛いまま。私の場合、体調が悪いかどうかのバロメーターの一つに「腰が痛いか痛くないか」ということもあるが、当然腰は痛い。じんじんする。もう少し丈夫な体が欲しいなあ。
こんな日は家でゆっくりするのに限る。どうしても送らなくてはいけないメールが何件かあった為、外に出てきてメールをして、そしてついでにこのブログを更新しているが、それが終わったら家に帰ってゆっくり休むことにしよう。今日中に読みかけの『ユリシーズ』第2巻を読み通して、そして今度のライブでやる曲の譜面を書こう。明日からは『ユリシーズ』も第3巻に突入できそうだ。目標としては、6月16日までに一通り読み終わる、というのがある。『ユリシーズ』という小説自体が6月16日一日の出来事を扱った小説であるため、6月16日は、その主人公レオポルド・ブルームの名前をとって「ブルームズ・デイ」なんて言われたりもする。その日に最後の一行が読み終えられたら最高だ、と思っていたが、もうブルームズ・デイまでは一ヶ月を切った。少しスパートをかけないといけない。
『ユリシーズ』が読み終わったら、マルセル・プルーストの『失われた時を求めて』が読みたいな、と思っていたが、それはたぶん手を出さない気がする。あまりに長すぎるしあまりに難解だから。今読みたいのはシェイクスピアの『ハムレット』とリリー・フランキーの『東京タワー』。『ハムレット』は2~3回読んだことがあるが、また無性に読み返したくなってきた。『東京タワー』は、今度映画化だかドラマ化だかされるらしく、それを観る前に原作を読んでおきたいのだ。
今日は普通の読書日記みたいになりました。まあいいや。一生さよなら。
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久し振りの更新。ツアーから帰って来た。
もちろん色々学ぶことがあった。私にとって今回学んだ事の中で一番大きかったのは「結局思いやりや優しさが大事なんだ」という事だ。ジョニー大倉さんは我々バンドのメンバーに対しても最大限の思いやりを持って接してくれたし、気遣いもしてくれた。バンマス(バンドのリーダーみたいな人の事です)であったギタリストの丹波博幸氏は、何の嘘の言葉もなく正直に、けれど優しく私たちに真正面からぶつかってきてくれた。モジョウェストの社長を筆頭にしたスタッフの方達の献身的なサポートも身に沁みた。バンドのメンバー達もお互いに励まし合い、刺激し合い、本当に有意義な数日間を過ごす事が出来た。
そのおかげで私は幾つもの課題点を発見することが出来たし、またそれを克服していこうという気持ちに心底でさせられた。そして何よりも、ジョニー大倉バンド(もちろんジョニーさん本人を含めて)とそれを囲むスタッフ達がさらなる飛躍を遂げられればいい、と思うに至ったのだ。
これが驚きであった。私のような器の小さい人間は、どうしても自分の事ばかり考えてしまいがちになる。自分がこうしたい、自分がこうしなければいけない、得てして非常に利己的になってしまうが、それでは何も変わらないのだ。自分一人が変わった気になっても、実は同じ所をぐるぐる回っているに過ぎない、そういう事なのだ。
肝心のステージは決して100点の出来ではなかった。もちろんその責任の何割かは私にある。次回のジョニー大倉ライブは来月、6月4日に名古屋クアトロという所で行われる。それまでにまだ二週間近く時間はある。私一人で出来る事などたかが知れているが、それでもやるべき事は山のようにある。もう一度、気合を入れなおして、少しでも最高のものに近付けるようにするだけだ。
そしてもう一つ注意すべきは、「わかったふりをしないこと」これである。今回のツアーは確かに多くの事を学んだ実感があるが、それは私が勘違いしている事かも知れぬし、何より人間の認知する感覚など、驚くほどに不正確なのだから。「わからない」と開き直らずに、「わかった」と偉そうにせずに、という事が大事な気がする。
という事で、今日はこんなハイテンションのブログになりました。少し前に一年ちょっと付き合っていた彼女と別れた事なんかは、すっかり忘れるくらいに。ちょっとは凹んだらいいのですが、今の私の頭の中はその事を考える余裕がないくらいに他の事がぎゅうぎゅうに詰まっております。それもまだまだ私に思いやりと優しさが足りていなかった、とすごく適当な(←でもこれはこれで真実だなぁ)結論に至っておきます。要するに私にはまだまだ恋愛などというものをする資格がないのでしょうな。今日は少し風邪をひきました。しかし、今日も良い一日です。帰って風邪薬を一気飲みしようと思っています。それではみなさま、永遠にさようなら。
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はい、今日もメタメタ簡単に更新します。
明日から3~4日ほど、ジョニー大倉さんのツアーに参加してきますので、日記は更新しません。家にいないので、電話は全て留守電でお願いします。そしてメールも見れませんが、帰って来たらきちんと返すので、返事が無くても気を悪くしないで下さい。そして、出来ればメールは下さい。帰って来てからたくさん見れたら楽しいので。「今日は肉じゃがの味付けが少々濃すぎました」とかそんなメールでもいいので。要は構って欲しいという事ですな。ジョニーさんは、とても音楽に対して真摯な人なので、勉強になる部分がとてもたくさんあります。
今日気づいた事を一発。
私は「まだ始まってもいない人間」だと自己分析していましたが、実は「とっくに終わっている人間」でした。ああ、大声出しながら全力疾走したいなあ。
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本日はとても簡単な更新します。
実は先週ぐらいの話になるのですが、色々あって、人のブログに私の事を書いて頂きました。このように人に書かれる事は慣れてないのでとても嬉しい反面、いささか恥ずかしかったりして・・・でも、やはり嬉しいので、以下にそのアドレスを紹介しておきます。明博史さんという方のブログなのですが、私と彼の接点についての話やそういった事も書いてあります。まあ、要は書いてもらった事を誰かにちょっぴり自慢したいわけですな。こういった時の為にトラックバック機能というのがあるらしいのですが、よく使い方がわからないので、このようにダイレクトにアドレスを貼り付けてしまいます。そして、碌に自分で文章を書かずに、他人の文章に頼って更新をするこのような行為は、多分「他人の褌で相撲を取る」という事なのでしょう。という事で以下↓
http://www.tiancoo.com/blog/2006/05/jazzst01.html
手抜きしてるな、と感じた人、正解です。
極めて当たり前の事だが、朝が来た後には夜が来る。命が生まれ出ずれば、やがて滅する。そして或いは再び生まれるやもしれぬ。それは今日だったか?いや、昨日だったかもしれない。明日かもしれない。いびつなアンシンメトリーがぐるぐると反復する。過去の堆積が現在であり、現在の延長が未来かも知れぬ。時間は空間となり、空間が時間となる。「1mと1kgはどちらが大きいだろう?」所詮は言葉のレトリックだ。
いやいや、何が言いたいかといえばそんな戯れ言ではないのだ。最近、比較的嬉しい事や楽しみな事が偶然という名の必然により身辺に起こり、私は少々浮かれていた。浮かれていると、思いもよらぬ方向から足元をすくわれる。昨日から今日にかけて、立て続けにいくつか面倒な事が起きてしまった。何があったかは別に書くつもりはないが、得てしてまあこんなものだ。大した事ではないのだ。大袈裟に被害者ぶりたい阿呆は誰だ?
良い事の後には悪い事も来る。次に良い事が来るかどうか、それはわからない。サイコロの目は、丁の目が10回連続で出ても決して不思議ではないのだ。試行回数をひたすらに続けていけば、その出た目は丁半二分の一に限り無く近付くというだけの話だ。私たち人間の人生にはその確率を絶え間無い試行回数により二分の一に近付かせられるだけの長さがないから、誤差の範囲で偏りが出る。それだけの話だ。その為に仏教は輪廻なんて厄介なものに気付いてしまったのかもしれない。そう、輪の中を廻るのだ。私たちはどこへも行かない、どこへも行けない。
まずい、ちょっと落ち込み気味だったのでつまらないただの暗い日記になってしまった。いかんなあ、でもいいんだ、これで。よっしゃ、スポーツニュース見るべ。
ついでにもう一言だけ。今日はテレビででもネットででも結構たくさんニュースを見たので。
ブッシュ、死ね!!!!!
明日、死ね!!!!!
アメリカ政府、全員辞めちまえ!!!!!
ああ、ちょっとスッとした。
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やってきた・・・!俺の桶狭間・・・!
いや、「黒沢」ネタはやめとこう。でも、本当にそんな気分だ。前回の日記でもスケジュールの追加を書いたが、今回もスケジュールの追加を書く。今回は以下。
6月1日(木)花園双ヶ岡 SOEN
tel 090-3162-7864
http://www.geocities.jp/y3339y/
tb:Tommy pf:福島剛
いつか一度ぐらいやりたいな、と思っていたTommyさんとのデュオ。こんなに早く実現してしまうとは。まさに「俺の桶狭間・・・!」。Tommyさん相手に自分がどこまで出来るのか、そしてどこまで連れて行ってもらえるのか楽しみでしようがないです。当たって砕けます。
19:30~start music charge:カンパ制
実は、このトロンボーンのTommyさん、私の大学の先輩で、私が初めて生で目にしたプロのジャズミュージシャンなんです。それゆえに思い入れもひとしお。平日ですが、唯一無二の素晴らしいトロンボーン吹きと、それに必死に喰らいつこうとするバカチンピアニストを宜しければ見に来てやっておくんなまし。
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今日(日付が変わったので正確には昨日)も柔道。ゴールデン・ウィークを挟んでいたので、約二週間ぶりだ。段々と体も慣れてきた。筋肉痛の度合いもだいぶマシになってきたし、スタミナ切れを起こす時間も、少しずつだが以前より伸びてきた。しかしハードなスポーツなので、かく汗の量などがハンパではない。これは痩せるかも知れない。そう、このたるみ始め出始めてきた私の腹が少しはへこむかもしれないのだ。とりあえず、今の私の体重62kgを、57~58kgまで減らしたい。明らかに最近体を重く感じる。25歳ぐらいまではどんなに食っても飲んでも太ったりなんてしなかったのに。とほほほほ・・・・・・
さて、今日は友人の岩井繭子からメールが来て、彼女と一緒に七月にライブをする事が決まった。彼女はボーカル、ジャズの歌を学んでおり、私の古くからの友人なのだが、ここ最近「ライブをやりたい」という気持ちが出て来たらしく、ありがたくも私を誘って頂いていたのだ。以前、私のライブに彼女を呼んで、飛び入りのような形で歌ってもらった事はあるが、本格的に岩井繭子主催のライブというのは初めてだそうで、彼女も随分と気合が入っているようだ。私も彼女の気合に負けぬよう、精一杯やらなくては。いくら忙しくても、ライブをするからには手抜きのライブはしたくない。全て、というのはかなり理想論にも近いのだが、手を抜くと一番落ち込むのは自分なのだから、一つ一つ、精一杯やりたい。
その岩井繭子とのライブの詳細は以下。もちろん、プロフィールの欄からも見れます。彼女のデビュー・ステージです。少し先の話ですが、興味のある方は是非いらして下さい。暖かい応援を一つよろしく・・・
7月7日(金)木屋町menomosso tel 075-211-8626
http://www.geocities.jp/bar_meno_mosso/
vo:岩井繭子 pf:福島剛
21:00~start music charge:カンパ制
よく見たら七夕ですね。
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プロフィールの所からも見れるのですが、七月ぐらいまではほぼ決まっているのでこっちにもアップします。プロフィールのページからだとお店のHPに直接飛べないのでいささか不便です。このページからならちゃんと飛べると思います。みなさん、びゅんびゅん飛びまくって下さい。そしてライブに来て下さいね。
2006年5月
5月9日(火)北山 mojowest tel 075-706-8869
http://www.mojo-west.com/
sax:黒田雅之 b:鶴賀信高 ds:古賀俊輝 pf:福島剛
毎月第2火曜は何があろうとmojowestで、このメンバーでやってます。
20:00~start music charge:1500円with1drink
5月12日(金)祇園 pick up tel 075-525-0595
http://www.gion-pickup.com/
第二・四金曜日の深夜はジャムセッションやってます。
00:00~start music charge:2000円
5月16日(火)三条春日通り e's style
tel 075-316-1111
http://www.cudetion.com/es-style/index.html
sax:黒田雅之 pf:福島剛
三条春日通のレストラン。料理はとてもおいしいです。
19:30~start music charge:カンパ制
5月19日(金)愛媛県松山 SALON KITTY
http://www.salonkitty.co.jp/
元キャロルのジョニー大倉さんのツアーに参加する事になりました。初日は「坊ちゃん」の地から。
5月20日(土)岡山 MOGRA
http://www.mo-gla.com/home.html
ジョニー大倉ツアー二日目。続いて桃太郎の地へ。
5月21日(日)福岡 DRUM Logos
http://www.live-drum.com/index1.shtml
ジョニー大倉ツアー三日目。終わったら豚骨ラーメン食べに行こう。
5月26日(金)祇園 pick up tel 075-525-0595
http://www.gion-pickup.com/
第二・四金曜日の深夜はジャムセッションやってます。
00:00~start music charge:2000円
5月27日(土)木屋町menomosso tel 075-211-8626
http://www.geocities.jp/bar_meno_mosso/
ピアノ・ソロ
今月から始める新しいお店です。時間はちょっと遅めのスタートですが、僕が飽きるまで弾き続けます。深夜までかな。
21:00~start music charge:カンパ制
5月29日(月)四条河原町GreenwichHouse
tel 075-212-5041
http://www.greenwich-house.com/
ピアノ・ソロ
半年に一回と決めているグリニッジハウスでのピアノ・ソロです。一人なのでやりたいようにやります。
20:00~start music charge:カンパ制
5月31日(水)三条春日通り e's style
tel 075-316-1111
http://www.cudetion.com/es-style/index.html
sax:黒田雅之 pf:福島剛
三条春日通のレストラン。料理はとてもおいしいです。
19:30~start music charge:カンパ制
2006年6月
6月4日(日)名古屋 CLUB QUATTRO
tel 052-264-8211
http://www.net-flyer.tv/quattro/nagoya.html
ジョニー大倉ツアー4日目は名古屋からだぎゃ。
6月6日(火)三条春日通り e's style
tel 075-316-1111
http://www.cudetion.com/es-style/index.html
sax:黒田雅之 pf:福島剛
三条春日通のレストラン。6月は4回もやらせてもらいます。1回目。
19:30~start music charge:カンパ制
6月9日(金)祇園 pick up tel 075-525-0595
http://www.gion-pickup.com/
第二・四金曜日の深夜はジャムセッションやってます。
00:00~start music charge:2000円
6月12日(月)三条春日通り e's style
tel 075-316-1111
http://www.cudetion.com/es-style/index.html
sax:黒田雅之 pf:福島剛
三条春日通のレストラン。6月は4回もやらせてもらいます。2回目。
19:30~start music charge:カンパ制
6月13日(火)北山 mojowest tel 075-706-8869
http://www.mojo-west.com/
sax:黒田雅之 b:鶴賀信高 ds:古賀俊輝 pf:福島剛
毎月第2火曜は何があろうとmojowestで、このメンバーでやってます。
20:00~start music charge:1500円with1drink
6月16日(金)木屋町menomosso tel 075-211-8626
http://www.geocities.jp/bar_meno_mosso/
ピアノ・ソロ
ブルームズ・デイにピアノソロ。ダブリンの事を思いながら弾きます。ビールを飲みに来て下さい。
21:00~start music charge:カンパ制
6月22日(木)三条春日通り e's style
tel 075-316-1111
http://www.cudetion.com/es-style/index.html
sax:黒田雅之 pf:福島剛
三条春日通のレストラン。6月は4回もやらせてもらいます。3回目。
19:30~start music charge:カンパ制
6月23日(金)祇園 pick up tel 075-525-0595
http://www.gion-pickup.com/
第二・四金曜日の深夜はジャムセッションやってます。
00:00~start music charge:2000円
6月25日(日)京大西部講堂
http://www.seibukodo.net/
ジョニー大倉ツアー5日目は京大西部講堂で。ロックンロールします。シェケナベイベー。
6月27日(火)三条春日通り e's style
tel 075-316-1111
http://www.cudetion.com/es-style/index.html
sax:黒田雅之 pf:福島剛
三条春日通のレストラン。6月は4回もやらせてもらいます。4回目。
19:30~start music charge:カンパ制
2006年7月
7月2日(日)四条河原町GreenwichHouse
tel 075-212-5041
http://www.greenwich-house.com/
b:椿原栄弘 ds:副島正一郎 pf:福島剛
初夏の「ネ副(NEZOE)」です。段々暑くなって来た所で、さらに熱くいきます。
20:00~start music charge:カンパ制
7月11日(火)北山 mojowest tel 075-706-8869
http://www.mojo-west.com/
sax:黒田雅之 b:鶴賀信高 ds:古賀俊輝 pf:福島剛
毎月第2火曜は何があろうとmojowestで、このメンバーでやってます。
20:00~start music charge:1500円with1drink
7月14日(金)祇園 pick up tel 075-525-0595
http://www.gion-pickup.com/
第二・四金曜日の深夜はジャムセッションやってます。
00:00~start music charge:2000円
7月15日(土)出町柳MAAM tel 075-771-3190
http://www.kyotozanmai.com/user/maam/maam/
gt:箕作元総 b:椿原栄弘 pf:福島剛
ついに念願の箕作(きさく)さんとの共演です。言う事は何も無い、最高のギタリストです。この日は皆さん、スケジュールを空けておくようにして下さいね。
19:30~start music charge:2000円with1drink
7月25日(火)高槻JKカフェ
tel 0726-71-1231
http://www6.ocn.ne.jp/~officejk/cafe/jkcafe.html
三ヶ月に一回ぐらいのペースで出させてもらっています、JKカフェ。黒田雅之氏と。
19:00~start music charge:カンパ制
7月28日(金)祇園 pick up tel 075-525-0595
http://www.gion-pickup.com/
第二・四金曜日の深夜はジャムセッションやってます。
00:00~start music charge:2000円
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休日休日と世間では騒ぎ立てているようだが、私は毎日とは言わないまでも、ほぼ毎日ゴールデンウィークみたいなものだ、大して関係はないのだ。
今日は朝きちんと起きて、コーヒーを飲んでタバコを一本吸って、それから30分ばかりかけて夕べの内に来ていたメールなどを片付けて、それから今(大体夕方の五時ぐらい)までずっとピアノの練習をしていた。何も変わる事のない日常。非生産的な日々。だがそれは自虐ではなく、自賛に近い。ビバ怠惰。
ピアノを弾いていたら段々眠くなってきたので、パソコン触ってたら少し目が覚めるかなと思いきや、ますます眠くなってきたので今から一時間ほど昼寝します。おやすみなさい。
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本日はMOJOWESTバンド(sax:黒田雅之、b:鶴賀信貴、ds:古賀俊輝)のリハーサル。色んな曲をやったが、いやあ、とにかく『Airegin』難しかった。誰だ、最初にやろうって言い始めたのは。
私だ。
五時間ちょっと、ほとんど休憩なしでぶっ通しのリハーサル。たまにはこういうのも良い。バンド自体も少しずつ形が見えてきた。今日はたまたま調子が良かっただけなのかも知れないが、今日やった限りではドラムの古賀の成長が著しい。私も以前は(エラそうにも)「違う!ちゃんとやれ!」とか古賀を怒鳴りつけたりしていたが、今日は逆に「おお、コイツなかなかやるな・・・」とタジタジになりながらやるシーンもしばしば。私の方が助けられたりもして、シビアながらもとても楽しいリハーサルとなった。一緒にやるメンバーが段々良い感じになっていくのは、何よりも嬉しい。彼らにエラそうな事が次第に言えなくなる。「おいおい、福島さん、ちゃんとやって下さいよ~」なんて言われる日も決して遠くはない。負けじとこちらも努力しなくてはならない訳だ。
ここまで書いた所で我が身を鑑みて、これは何やら非常に不思議な感じなのだが、最近「誰それには負けたくない」みたいな感情は、音楽をやる上で殆ど抱く事はなくなった。私より数段上手いピアニストを見たとしても、「ああ、負けてられない」みたいな感情を、自分でも不思議なくらいに抱かないのだ。柔道をやっていた時は違った。自分よりも強い相手を見たら、絶対に負けたくなかった。彼がベンチプレスを80kg持ち上げるなら、私は85kg持ち上げてやる。そんな良い意味でも悪い意味でも子供じみた負けん気のようなものを発揮していたのに、こと音楽に関しては決してそうはならない。これは、柔道は「はっきりと勝ち負けが結果に表れ」、音楽は「明確な勝ち負けの基準が存在しない」という事にもよるのかも知れないが、それ以上に私の中の気持ちが変化しているというのもあるのだろう。
悪く言えば私は「諦めて」いる。私は世界一のピアニストにはなれない、どこかでそう思っているのだ。そして良く言えば「開き直って」いるのだ。しかし、その事で私は余計に音楽を好きになったし、そしてこれまで以上に音楽に執着することとなった。ならば、甘いかもしれないが私はそれで「良し」としたいと思っている。私は何か特別な感情を表現したい訳でもないし、他人に誇れるよう技術がある訳でもない。でも、誰かが「がはは」と笑いたい時に、そのお供となる音楽を奏でられたら最高じゃないだろうか。それぐらい単純にしか考えていない。まったく、きちんと音楽を考えている方々に対しては申し訳ない話なのだが、所詮私は「そんなモノ」なのだ。ケチな人間が奏でるクソのような音楽、それが私の音楽だ。卑屈になっている訳ではない。そんな物にも魂はある。ヘタクソなりに日々努力を重ねる。そもそもジャズってそんなに高尚なものか?と自己弁護を繰り返しながら。
そんな私のような人間と、正面から向き合ってくれるミュージシャンの方々に私は感謝したい。大して金にも名誉にもならないのにね。本当、みなさん人が良いというか物好きというか・・・でも極めてありがたく思っております。さてさて、明日は一日かけて今日のリハーサルで浮上した問題点を一人で解決していくつもりです。二日後(五月九日)に一緒にやる彼らと共に少しでも良い音楽が作れるように。世界一にはなれないかも知れませんが、私の住んでいる「ユピテルビル」一にはなりたいと思います。頑張ります。
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一昨日、五月四日は高槻ジャズストリート二日目。ベースを弾いたりピアノを弾いたりセッションしたり、すわ「何でもアリか?」と言いたくなるほどに楽しんできた。私が感じたのは、高槻ジャズストリートというものそれ自体が一つのコミュニティを形成しつつあるな、という事だ。しばらく会っていなかったミュージシャン連中とも再会を果たしたり、或いは初めて知り合ったミュージシャンとの交流があったりと、そこが一つの「輪」を広げたり暖めたりする空間になっている。それ自体はとても良い事だと思う。また、それと同時にそういったコミュニティがきちんと成立しうるのには、最低限の「規模」というものが必要となり、第八回を数える今年の高槻ジャズストリートは、その回数を重ねたという「実績」により、雪だるま式にその「規模」が大きくなっているのだな、と実感したのだ。それを為し得た大きな原動力の一つでもあるスタッフ達の献身的なサポートというのには、頭が下がる思いだ。優等生的な発言はなるべく控えようと思っている私ですら、そのスタッフやミュージシャン達に対して「お疲れ様」と心の中で呟かざるをえない。いやはや、大したものだ。
私自身は、自分の出番が終わった後、「仲田耕実とMOJOWEST BLUES BAND」の皆さんの打ち上げに混ぜて頂いた。ブルースに関する話で盛り上がるだけでなく、メンバーの方々の「客席に昔別れた彼女がいた!」という話やら「S氏(京都を代表するブルースギタリスト)は実は甘い物が大好きで、お土産の饅頭やらを大層楽しみにしている」などなどのいわゆる「楽屋トーク」にも花が咲き、楽しい時間を過ごした。
打ち上げが10時ぐらいに終わってからは、まだまだライブを行っていた会場にサックスの黒田氏と赴き、結局その後セッションになだれ込んだ事もあって、朝まで延々とドンチャン騒ぎを堪能してきた。学んだというか、再確認したことには「酔っ払ってピアノを弾くのは、楽しいけれど演奏はサッパリになる」という事。ステージの時はお酒は慎もう。しかしそのセッション、私自身は初対面であったが、名前を聞いたことがある、或いは顔を見たことがある、という関西の有名ミュージシャンも数名参加しており、なかなかに楽しいものであった。いやはや、みんな朝まで演奏するとは、関西弁で言う所の「好っきゃなあ」という所か。「好きモン」同士の集まりはいいね、楽しかったよ。関係ないが、五月四日は私の弟の誕生日だ。確か今年で24歳ではなかったろうか。段々おめでたい年齢ではなくなってきているのだが、おめでとう、とこれも心の中で呟く事にする。
高槻ジャズストリートも終わって、普通のゴールデンウィークを満喫している。満喫すると言った所で、家の中でピアノを弾いたり本を読んだりパソコンを触ったりとか、そんな所だ。ヒキコモリみたいになっている。今日はリハーサルがあるから多少外に出る機会があるな。
そのヒキコモリの一環として、mixiというサイトに登録をした。きっかけは、先輩の鳥居氏のホームページ(このブログのリンクから飛べます)に「たまには日記更新しやしょうぜ」という書き込みをしたら、「mixiというサイトに登録したら俺の日記が読めるぞ」と返って来たので登録をしてみた。mixiという名前自体は聞いた事があったのだが、私は出会い系サイトか何かと勘違いしていたので手をつけずにいたのだが、どうやら違うらしい。結構たくさんの人が登録をしていて、リアルに知っている人も何人もいた。へえ、こんなのもあるんだ、ぐらいの感じでいる。基本的にこっちのブログが「主戦場」なので、向こう(mixi)は閲覧専用みたいになるかな。まあ、これまでと変わらずに、そこそこのペースで書き続けていきます。本当は今日は「戸塚ヨットスクール」の事を書きたかったのだけれど、ここまで書いたら疲れてしまったのでまたそれはいつか。
一つだけ言っておきます。裕次郎の兄貴はいいかげんにしなさい。
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昨日の高槻ジャズストリート、私は実は寝坊して五時ぐらいに高槻に行ったので、そんなにたくさんのバンドを見ていないのだが、昨日見た中でも特に印象的だったのは、テナーサックスの川嶋哲郎氏が率いるカルテット。ピアノが竹下清志氏、ベースが荒玉哲郎氏、ドラムが力武誠氏という編成であった。
どう素晴らしかったのかと簡単に書くと、極めて単純に「とても良かった」のだ。何の説明にもなっていないな。いや、しかしそこには私なりのエクスキューズがある。仮に川嶋氏のフリーキーなソロが良かったとか、竹下氏の熱いながらも繊細なソロやバッキングが良かったとか、そういった細かな事を書いたとしても、それは「お茶を濁す」ような事になってしまう。そういう事だ。全てを総括して「良かった」と書くのが私の精一杯だ。演奏時間は50分少々であったが、その50分が「たったの50分」に感じられた、それが全てではないだろうか。曲目はサックス奏者ジョン・コルトレーンゆかりのナンバーを中心に、とにかく熱いステージを堪能出来た。いやいや、本当に「良かった」。
語弊を恐れずに書くと、私はそこで純粋なリスナーの視点から川嶋氏達を観る事は最早出来ない。少なからずそこには「同じ演奏者としての視点」といったものが混じっていく。そういった時に、昨日のような素晴らしいステージを見て、自分の不甲斐なさと照らし合わせて落ち込むのかと思いきや、逆に私はとても励みになった。私が一生懸命精進して、彼らの所に追いつこうと努力し(勿論彼らも凄まじいスピードで進化していくのだろうが)それが叶うのであれば、極論彼らと共に演奏を出来るようになるのだ。頑張った先にある一つの報酬として、或いは目標が一つ新たに私見えた。いや、見させてもらったと言った方が良いかも知れない。何やら自分でも気持ちが悪くなるほどの前向きな姿勢で考えてしまう。たまには前向きに行こう。
考え深そうな顔をするのも楽に出来る。
日陰ばかりを好んでいてはいじけてしまうんだぜ。
(吉田拓郎『ビートルズが教えてくれた』)
今日も私は高槻に向かう。まだまだ川嶋氏達のような演奏にはほど遠いにも関わらず、私は私なりに精一杯演奏をしに行く。上を見つめて絶望して呆けてもいけない、下を見て安堵してはそこで終わりだ。ただひたすらに、私が今いる所を見つめ続けなければ。さあ、今日の「ネ副(NEZOE)」(←私のバンドね)はどうなるだろうか。無心になって出来ればいいな、と思っている。それでは、高槻に行ってまいります。永遠にさようなら。
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ここの所、変な気候だ。一昨日は夏みたいに暑かったし、昨日は少し肌寒いぐらい。
なんて、天気の話から始めるようになったら終わりだな。何を無難に話をしようとしているのだ。社会のための私たちではなく、私たちのための社会を!とか思ってもいないような過激な事を言ったっていいのに。まあいいや、私は革命家ではなく小市民なのだから。目薬さす時無意識に口を開けてしまう、石鹸が擦り減って小さくなったら新しい石鹸の上に貼り付ける、ああ小市民(by嘉門達夫)なのだ。
今これを書いているのが午前4時なので、私の頭の中ではまだ五月二日の28時という感覚なのだが、日付の上では今日(私の頭の中では明日)から大阪高槻市で「高槻ジャズストリート」が開催される。私も参加させて頂くので、さっきまで少々リハーサルをしていた。参考までに私の出演するスケジュールを記しておきます。興味のある方はちらっと寄ってみて下さい。
・五月三日(水)‘黒田くんと福島くん’at Billie's Bounce
黒田雅之(サックス) 福島剛(ピアノ)
20:00~
・五月四日(木)‘Hunting Brothers’at たかつき美術教室
黒田雅之(サックス) 畠山ゆき(ピアノ) 福島剛(ベース)←ええっ!?
15:00~
・同日‘ネ副(NEZOE)’at ピアマータ
椿原栄弘(ベース) 副島正一郎(ドラム) 福島剛(ピアノ)
18:00~
全てカンパ制のライブでございやす。私は正直に申しますが、お金が欲しいです。なので、見に来た人はカンパ箱の中に三百万円入れてください。いやいや嘘ですよ、別に入れてくれなくてもいいです。まあ、手抜きせずに、一つ一つ一生懸命やります。ベースがきちんと弾けるのかは私も甚だ疑問ですが。
今日の最後は受験勉強に役立つ知識を。昔伊集院光のラジオで聞いたフレーズです。
・いい国(1192)作ろうライダーキック
・鳴くよ(794)鶯ソンブレロ
ええ、特に意味はございやせん。
それでは一生さようなら。
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