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2006年4月 8日 (土)

鉄橋の上でコギトが脱構築

数日前の話になるが、失くしていた私の携帯電話が岡山駅で発見された。京都駅の遺失物係にこちらから連絡をとってみた所、そう言われた。

あの青い空の波の音がきこえるあたりに
何かとんでもないおとし物を
僕はしてきてしまったらしい

透明な過去の駅で
遺失物係の前に立ったら
僕は余計に悲しくなってしまった

谷川俊太郎の「かなしみ」という詩。「遺失物係」で思い出した。あまり本件とは関係深くない。私が落とした落し物は、決して「とんでもない物」ではないからだ。単なる携帯電話だ。「とんでもないおとし物」は他の場所でしている。幾度も幾度も。幾つも幾つも。

携帯電話が岡山駅から送り届けられた。勿論着払いの郵便物だ。しかし、それは既に誰かと伝達し、通信する為の道具ではなくなっている。鉄とプラスチックの塊に過ぎない物へと変貌を遂げていたのだ。「カイジ」という漫画に描かれていた「伝達とは伝えたら達すること、通信とは通じると信じること」という言葉を思い出した。私たち人間の意志の疎通はかくも儚い。

デカルトのコギト主義は、全ての存在を懐疑した。自らの存在すらも。果たして私は本当に「在る」のか?と。そして至った結論は、「私の存在を懐疑している私ははっきりと‘在る’」という所か。私も不勉強かつ思い付きで書いているので、違っているならば詳しい方は訂正願いたい。我思うゆえに我在り、コギト・エルゴ・スムだったかな?何でもいいよ。

私と同じく最早無能となった携帯電話を眺めて、私はその「カイジ」の事やデカルトの事を思い出した。私が今まで行ってきた伝達や通信の不確かさ、そしてその不確かな伝達・通信を懐疑する私自身の存在を。私は携帯電話によって誰かと通信していた。しかしそれは本当の通信だったのか?

Aという真理に含まれるBという反論。脱構築。ジャック・デリダ。いや、多分違うな。難しい単語を並べたいだけだ。今日はそんな気分なのだ。本物の知識人がこんな文章を読んだら鼻で笑われる。

難しい単語をただ単に羅列したいだけの気分と、言ってはいけない事を言いたいだけの気分が、今日は私の中に同居しているので、最後にあまり言ってはいけない事を書こう。あまり意味を求めないで頂きたい。

巨人と阪神は負けてしまえ。

そんなに言ってはいけない事でもなかったかな・・・

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コメント

お前さんが携帯電話を辞めたおかげで、
こちとら大迷惑だよ。。。
ヽ(´Д`;)ノアゥア...

投稿: crow | 2006年4月 9日 (日) 12時23分

業務連絡業務連絡 福島くん高槻ジャズストの落選救済枠から連絡がありました。急ぎはたけやまさんに10日の24時まで連絡してください。それ以降にきづいたら連絡不要です。

投稿: はたけやまさん | 2006年4月10日 (月) 15時39分

crowさんへ

はい、ご迷惑をおかけしております。が、慣れればどうって事ないと思いますよ。頑張りましょう。

はたけやまさんへ

はい、連絡します。

投稿: 福島剛 | 2006年4月10日 (月) 16時36分

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