IndianaとDonna Leeの相関性
ルイ・アームストロングのレコードから「Indiana」を譜面に起こした。
途中で気付いたのですが、この曲はパーカーの「Donna Lee」と同じコード進行なんですね。と言うよりも逆、パーカーがインディアナをパクったのか。「Scrapple from the apple」はファッツ・ウォーラーの「ハニーサックル・ローズ」のパクリだし。
でもパーカーという人はすごいな、と思うのは、そのパクリ作品をオリジナルよりも有名にさせてしまったりする所だ。「インディアナ」は知らないけれど「ドナリー」は知っているという人は結構いるはずだ。「ハニーサックルローズ」は知らないけれど、「スクラップルフロムジアップル」なら知っているという人ももちろんいるだろう。「オーニソロジー」は知ってるけど「ハウハイザムーン」は知らない、という人はさすがに少ないかも知れないが。いずれにせよ、何を吹いても「パーカー節」に聞こえさせる自信があるから、スタンダードのコード進行をパクったりなんていう大胆な事が出来たんじゃないかな、と私は推測するのだけれど。いやはや、パーカーはすごい。
さて、明日はモジョウエストでのライブだが、京都市北部では雪がパラついて来た。私は多分に雨男なので、ライブの時に雨が降るのはしょっちゅうだが、三月半ばにまさか雪とはねえ。ここは北国か?ま、雨にも負けず、雪にも夏の暑さにも負けずの精神で頑張ります。お客さん、たくさん来てくれたらいいなぁ、なんて思ってますが、そんなこと思ってる時点でちょっと負けてるのかも知れませんね。
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