赤
訪れた飲み屋の便所に「小泉はどろぼう」という落書きがあった。基本的に「便所の落書き」こそが至上の文学だと信じている(少し誇張かな)私は、いささか嬉しくなってしまった。左翼万歳、粗末な器官から不潔な液体を垂れ流しながらそう思った。
さてさて、私が最も嫌いな議論の一つは「左か右か?」である。どっちでもいいじゃねえか、とまでは思わないが、かなりどうでもいい。誰かからそのような質問を受けた際には「ああ、もうド左です、はい。天皇ファック」とか言ってしまう。私は明日刺されるんじゃないだろうか。
非常に言い訳じみてしまうが、私は天皇を憎んでいる訳でもなければ日本という国を憎んでいる訳でもない。憎んでいるのはそういった議論を投げ掛ける連中だ。必要以上にケンカを売りたくなる。I am the left. So what!?
実際に私が左翼かと言えば、決してそうではない。大嫌いな議論が面倒だから左翼のフリをしているだけだ。私は日本が一番好きだ。しかし日本が一番嫌いだ。That's all. What'd I say!?
思想なんて実は薄っぺらいんだぜ、私はつくづくそう思う。嫌いなんだ、思想を語り合う若者が。何故なら私自身がその世界の出身だから。思想を語る奴は皆、死ね。俺も、死ね。
最後まで読んでくれた人は、毎度ありがとうございます、本日も酔っております。
タイトルにした「赤」は、飲み屋で頼むと、焼酎とワイン(安物)の混ぜ物をソーダで割った一品が出て来ます。色が赤いから「赤」と言うのでしょうか、それとも労働者の飲み物だから「赤」と言うのでしょうか。
知りません。
| 固定リンク
「経済・政治・国際」カテゴリの記事
- 言っちゃいけない事を言ってしまう病(2016.01.16)
- 【ご確認下さい】送金致しました(2015.05.13)
- 覚悟のないやつは喧嘩を売ってはいかん(2015.01.15)
- 選挙に行こうキャンペーン(2014.12.08)
- アイドルグループを見て安倍首相の事を考えた(2014.08.11)
コメント