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2006年1月 4日 (水)

実況

タバコが不味い。風邪をひいているからだ。やめときゃいいのに癖で吸ってしまう。 人類は有史以来何故に体に対する毒を求めるのか。またゆっくり考えてみよう。数世紀前のヨーロッパでは、コーヒーを飲むと死刑にすら罰せられたそうだ。私が当時のヨーロッパに住んでいたら、一日十ぺんぐらい死刑にならないといけない訳だ。恐ろしい…

風邪が悪化してきた事もあって、バイトを少しだけ早上がりさせてもらった。ゆっくり家で休みなさい、という事なのだろうが、私は内心「これで古畑任三郎が最初から見れる」とほくそ笑んでいたものだ。これを本末転倒という。 以下、「古畑任三郎」を見ながら書いてます。 今日は犯人役でイチロー(もちろんメジャー・リーガーの、だ)が出演している。それだけでも見る価値があるとは思うが、やはり「古畑任三郎」、高いクォリティは崩していない。正直に言って「刑事コロンボ」より私はこっちが好きだ。「古畑任三郎」は、斬新なドラマでは決してないと思うが、きちんとしている。三谷組のきちんとしていて尚且つユーモアに溢れた仕事は見ていて気分が良い。 イチローと古畑が河原で野球に興じるシーンがあったが、それは多分、東京の江戸川の土手だったように思う。しかも私が生まれ育った辺りではないだろうか、と。ひょっとしたら違うのかもしれないが、とても懐かしい気持ちになった。 しかしCMに入った時にこの文章書いてるから、話が飛び飛びになるな。

という事で、今終わりましたが、面白かったです。見てなかった人にはこれ以上ないぐらい不親切な文章となってしまった。

不親切な文章を書いた挙げ句に申し訳ないのですが、体調が激しく悪いのでもう寝ます。ついに体温は38度を突破しました。みなさんも風邪などひかぬよう。

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コメント

風邪ひいとったんだな。超亀レスですまそ

古畑、3夜連続見た。おもしろかったのが、三夜それぞれ、例のテーマ曲をアレンジを変えて使っていたことだ。正月特番だけあって、金があったんでしょうね。生演奏もいいけど、ああいう職人的アレンジ仕事っつうのも、ある種の快感がありそうです。

→最近つくづく思うんだけど、俺はフェイク好き、つまりは「ニセモノフェチ」なんだと思います。ホンモノに限りなく近いニセモノ、ニセモノ過ぎてホンモノになってしまいそうなニセモノ。ホンモノを超えてしまうニセモノ。そういうものに心引かれてしまいます。

投稿: torii | 2006年1月11日 (水) 15時25分

toriiさんへ

そもそも僕たち日本人の演奏するジャズ、というものには「ニセモノくささ」が永遠にまとわりつくんじゃないか、そんな気もします。金髪で青い目をした人間が歌舞伎をやるような感覚がどこかにあるんじゃないか、という感じに。
坂口安吾が昔から好きなんですけど、彼には漱石や鴎外が持っていた「一流の雰囲気」がない。でも、何だか「超二流」という感じがして好きなんです。中途半端な一流よりは、超二流へ。そんな事をもっとリアルに演奏面でも感じる日が来るのかもしれません。単に予感なんですが。

投稿: 福島剛 | 2006年1月16日 (月) 18時23分

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